桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

KATO115系1000番台長野色をいじる~1

先日いじり始めたTOMIXの115系1000番台C編成。
あるところで停滞しています。

…原因は前面のジャンパー栓をどうするか。

115系1000番台のクモハには運転席側の裾に横3列のジャンパー栓が設置されています。
DSC03312.JPG









しかし、TOMIX製品では3両編成セット、C編成セット(C編成では東京側のクハに当たりますが)ともにこれが省略されています。

これを再現するための金属パーツも出ているのですが、あるものでは1両分で800円というちょっと買うのを迷ってしまう値段。

…というわけで「あるとこから持ってくる」を合言葉にKATOの115系の加工に着手しました。

☆なぜここでKATOの115系1000番台が出てくるのか☆
TOMIXがジャンパー栓不足ならKATOはジャンパー栓の過剰供給。
KATO製品では20110706223604.jpgクハ・クモハ双方にジャンパー栓が再現されてしまっています。
削り取ってしまうのは簡単だったのですが、気が進まなかった理由が「削った後のタッチアップ」。

純粋な白ならいいのですがこの長野色は「少しグレーがかった白」なので調色が非常に大変そうなのです。

今回はこの調色を頑張ることにして加工に取り掛かることにしました。





…というわけで。
TOMIXになければKATOから持ってくればいいじゃない作戦!(ぉ


~以下本題~

20110706224915.jpgジャンパー栓と前面ステップ、標識灯、タイフォンは一体化されています。
まずはステップ・ジャンパー栓部分を標識灯部から切り離し、さらにジャンパー栓とステップを切り離します。








20110706225938.jpgステップを戻した状態が左の写真。
向かって左側についてはこの状態から見え見えのステップパーツの段差を埋めていきます。

右側、ジャンパー栓を切り取った部分にはプラ板を当てて欠けた部分を埋めていきます。





20110706232905.jpg20110707214419.jpg









埋めて削るとこんな感じ。
ジャンパー栓を残す側もパーツと車体の間に隙間が残るので瞬着等を入れて埋めていきます。
タッチアップの範囲を少なくするため慎重に盛った瞬着を削っていきます。

20110707215434.jpgついでにジャンパー栓の裏には0.4mmで穴を開けておきます。
今回は最後にジャンパー線の再現も予定しているので、その準備工事といったところでしょうか。







とりあえず現状ここまで工作をすすめました。
小さく瞬着を盛り、削り…という繰り返しなので少々しんどいですが。。(笑

次回更新では色を塗るところまでご紹介できればと思います。

 

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