桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

最近の若者は…(ぇ
5月9日の7時40分ごろ、JR北海道留萌線の秩父別駅で26人の積み残しが発生するということがあったそうだ。
原因はマナーの悪い高校生。車内に空間があったにも関わらず、乗降口付近に多数の高校生がたまっていたため、秩父別からの乗客が乗車しきれなかったおいうわけである。
くわしくはこちら
>http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/24885.html

このニュースは、今朝のバイトの時に、たまたま休憩室のテレビで知り、帰ってから調べたのだが、本当に唖然としてしまった。
列車は1両編成で、定員64人、ワンマン運転だったそうだ。したがって、進行方向前側の扉は降車扉扱いとなり、乗車は後部扉からとなる。高校生らはこの扉付近にたまっていたようだ。
まず、扉付近で座り込む、などの行為が信じられない。まさに「自分らがよければ他はかまわない」といった考え方の現われではないだろうか。この事件後(10日朝)、教職員とJR北海道による乗車指が行われたそうなのだが、高校生にもなって乗車マナーを教わるというのは、どれだけ常識が欠如しているのだろうか。
列車は深川行きだったそうだ。例えば、深川駅で乗り換える必要があり、接続時間が短いから扉付近にいた、というのは良くはないがまだ納得できる。しかし、この高校生らは深川市内の高校の生徒だったらしい。とすれば、扉付近にいる必要性は全くない。
このようなマナー、いや、一般常識は、家庭・地域・学校の3つの教育システムが小さいうちから教えなければならないのではないか。教育に関し、何でも学校に丸投げするのは問題があるが、家庭にろくでもない親が増えつつある現状(給食費納入問題などを見れば一目瞭然である)を考えれば、ある程度学校での教育の範囲を広げることが必要かもしれない。小学校の時、「道徳」という授業があった。道徳の教科書もあり、それを読んだりディスカッションしたりするのだが、最後の方は総合的学習の時間にとられたり、特別活動(ホームルーム等)に充てられたりしていた。確かに、人の気持ちを考える、などといった徳育も必要不可欠である。しかし、今回のような事件が発生し続けるようであれば、小学校~中学校にかけて一般常識を教える授業が必要になってくるのではないだろうか。

ただし、そのような「常識」に関しては、まず家庭において親が教えるべき問題であると私は思っている。


う~ん…色々書きましたが、マナーに関する教育ってすごい難しいですよね。
電車内のマナーにしても関東だって人のことを言ってられないですよね。特に高崎・宇都宮線方面や千葉方面が酷い。床に座るのが当たりまえになってます。一体どんな教育を親から受けてきたんだか。
まぁ受けてないから床に座るんでしょうけど。
彼らは集団なので、一般の乗客が注意すれば集団暴行されてしまう、というような心理がはたらくのは必然です。で、当事者も人に何か言われても集団で脅せば済むと思っています。
このような迷惑な旅客に対しては、関係者(運転士や車掌・駅員など)に身元確認できる権限を与え、身元が判明した時点で定期券の発行を取りやめたりする、といった実力行使が必要なのではないでしょうか。千代田区で歩きタバコが条例として禁止となったように、マナーをルールに変える部分が必要となってきているのではないでしょうか。悲しいことですが。

「美しい国、日本」これを目指す上では、学校教育の改正だけでなく、マナーの向上というのも重要な部分ではないかと思います。


色んなことに掛け合わせてしまいましたが、教育課程を履修してたり、駅員のバイトをしてたりで思ったことを書いてみました。コメント等、ぜひともよろしくお願いします。

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