桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

TOMIX製EF64をワンランク上に

最近、長い沈黙を破りホームページの更新を少しずつ再開しています。
といっても今まで更新しなかった分を一気に更新という形なのですが…

写真が用意できたものから順次公開をしていきますので、本家サイトも合わせてよろしくお願いします。


さて、今回はTOMIX製EF64-0番台の加工とウェザリングについてです。
TOMIXからはリニューアル製品として2010年に0番台車3種類が発売されました。
これを一部改造することで現行仕様にする、というのが基本方針となります。

P1010370.JPG品番9101「国鉄 EF640形電気機関車(4次形)」は品名の通り国鉄時代の仕様で、屋上機器も全てブルーになっています。
これをJR貨物仕様とするため、屋根をグレーに、屋上機器を黒に塗り分けます。また、ランボードも一部をグレーにします。

その上でウェザリング。ちょっと強めのウェザリングで、屋根上の他に側面ルーバーから垂れる錆も表現してみました。




P1010373.JPG続いて品番9103「JR EF640形電気機関車(7次形・JR貨物更新車)」は3色更新仕様となっています。これは後年ブルーが1色に統一されたため現在では数を減らしている塗装となります。
ですので、製品のブルーに合わせて調色を行いブルー部分のみ再塗装、2色更新機化しました。その上で軽めのウェザリングを施しました。

ナンバープレートを購入していないのでまだ取り付けられていないのですが、EF64-62を予定しています。




P1010377.JPG牽引される貨物はタキ1000形3両。
機関車をウェザリングしたので、こちらも合わせてウェザリングをしました。

台車を中心とした下周り、及び機関車のパンタから飛んだタンク上部の錆をそれぞれ再現しました。
比較的軽めの汚し方をしましたが、もっと強めにするなら表記部分のみマスキングし、表記部分だけ汚れが拭いとられているのを再現するのもいいかもしれませんね。




EF64-0重連とタキ1000形3両…ということで2009年3月まで運行していた村井~辰野間の通称"辰野貨物"編成を再現しました。
機関車重連に対しタキが3両とアンバランスさがたまらない編成です。レンタルレイアウトなど広いところではあまり見栄えしないんですけどね(^^;

サークルでの貨物ブームの中で金銭的に貨物へ振り分ける予算が少ないので、比較的投資額が少ない短編成貨物へ逃げた感もあるのですが、ウェザリングと貨物更新色の改造で存在感のある編成が作れたかと思います。


それにしても発売されている貨物更新色が各社とも3色更新なのは何か理由があるんですかね…?


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