桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

しなの鉄道SR1系タイプ竣工


年末の運転会に向け製作していた、しなの鉄道SR1系"タイプ"。
2019年最後の竣工車両となりました。

2018年5月31日付で発表されたしなの鉄道の新型車両導入。
その後2019年2月28日アップのプレスリリースにて形式名とデザインが発表されました。

・新型車両のデザインについて(しなの鉄道公式HP)
https://www.shinanorailway.co.jp/news/2019/02/6244.php

E129系ベースの車両という事で、模型的にも種車となる「そのものズバリ」という車両はまだ発売されていません。
という訳で、近似の車両から塗り替えでの製作となる訳で、これはもう変に肩肘張らず「タイプ」という事で気楽に作業を進めてみました。

今回の種車は鉄道コレクション28弾にラインナップされたHB-E210系。
プラ完成品でのE129系顔の車両としては初の製品化ではないでしょうか。

パーミルさんのE129系キットを使うという手もありましたが、あれはあれで「E129系として組みたい」という願望もあり。
今回、知人からHB-E210を譲って貰った事もありこの車を活用して製作を進めていきます。

さて、HB-E210系はハイブリット気動車ですからパンタがありません。
ジャンクで入手してきたモハE233から屋根を供出。さらに動力もモハE233のものを活用できるように窓パーツの下半分をがっつり切除して対応してみました。

爪がないため固定方法がありませんが、とりあえず高さ方向はピッタリ入るようになっています。



車体の方はいつも通り塗装で再現。
ガイアノーツのステンレスシルバー、Finisher'sのリッチレッド、Mr.メタルカラーのブラス、の3色で塗り上げました。

さすがに腰部の赤帯は一回では塗れず、2回に分けて塗装。
なんとか様になってくれました。



最後に自作したロゴデカールを貼って完成。

パンタ無し車の方はほぼHB-E210のまま。床下の方もブラックグレーに塗り直しただけですが、色が違えばそれっぽく見えて…ます?笑



パンタ付きモハと合わせて編成にすると、パン無し車単体よりかは「らしさ」が増しますね。
後は「走らせれば分かんないっしょ」理論で(笑

実車が出てくればじきに製品も出てくるのでしょうが、今のうちの楽しみということで。

最近はどうも「どうぜ製品が出るだろう」という前提ばかりで嫌な感じではありますが、出ると決まった訳でもなしに、こうしたネタは力を入れず楽しめればというところでしょうか。

折角完成したSR1系、後ほど手持ちの既存車と並べてみようかと思います。




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