桜咲車両工場ブログ支区

今回の目玉は新町車両製造さんの床下機器セット。
以前、銀色の切妻譲渡車を弄った際にも使わせて頂いたのですが、床下機器がミッチリ詰まるのと、立体感で抜群に下回りの印象が向上します。

お湯と中性洗剤で脱脂処理をした後、フラットブラック・艶消しトップコートにて塗装。
そのまま瞬間接着剤にて床下へと取り付けました。
中間車は鉄コレ動力に合わせたサイズに調整してあるため、無加工で取り付けられるのがありがたい限りです。


さて、車体の方はほぼ加工なしではあるものの、少しだけ手を入れました。

まず、車体標記は全てインレタに置き換え。
製品には車番ステッカーが封入されていますので、それでも充分ではあります。
ただ、ステンレス車体に直接車番が貼られているデザインを考えると、やはりインレタでの再現に拘りたくなりますね。

トレジャータウンさんがそのものズバリ「TL803-22　東急(新)7000系車番標記」というインレタを出されていますので、今回はこれを使用。
かなり豊富に予備番号も入っているので、安心して使えます。



今回はドアステッカーも貼ってみました。
同じくトレジャータウンさんの「TL856-06B　ドア注意・優先席(東急線・イラスト小)」を使用。
ついでに車いす・ベビーカーマークも同社のインレタを用いて再現しました(写真なし汗)。

乗務員ドアにもインレタで標記を再現したい所ですが、今回は在庫が手元になかったので一旦保留。

また、車体側加工の一環で乗務員ステップと手歯止めパーツを取り付けています。
金属パーツですので、パーツ段階で表面荒らし・プライマー(ミッチャクロン)、塗装の上で少量の瞬間接着剤で車体側に固定しました。



乗務員扉位置と合わせて取り付けまして、ギリギリ台車とは当たらず。
目立つ先頭部に部品を足していくのは、成果が目立って楽しいですよね(笑



パンタはKATO東急5050系4000番台用のAssyパーツを避雷器をもぎ取って使用。
避雷器をもぎ取るくらいなら、モハネ285用のパンタでもいいような気はしますが、これも在庫の都合から。というか、最近モハネ285のパンタAssyはあまり見かけなくなった気がしますね…

配管は手抜きでガンダムマーカーの黒で塗装。
あまり強くやるとミゾに入ってしまう一方、弱すぎると配管モールドの頂点しか塗れないので物足りません。手抜きをしているはずなのに、ドツボにハマった気はしつつもなんとか塗装完了。
元々がスミ入れ用なので、艶消しトップコートをせずとも、落ち着いた光沢度なのがいいポイントですね。

また、クーラーも本当は載せ替えたい所ですが、こちらは在庫どころかお店で売っているのすら見掛けることが出来ず。
GMのバルクパーツでも良いのですが、値段の事を考えるとKATOの方がリーズナブルなんですよね。探し回ってる交通費考えると、GMバルクでもいいような気はしてきますが…

という訳でクーラーは載せ替える前提という事で暫定処置のため、今回はウェザリングまではやらずに仮竣工にすることにしました。



という訳で、東急7000系7108F、とりあえず完成です。

かなり小加工に留めていますが、一番やって良かったのはL型アンテナの塗装。
パーツは当然成形色のままな訳ですが、台座部分は屋根と近似のグリーン(在庫を持っていたクレオスの暗緑色(三菱系)で、先端はクレオスのエアスペリオリティーブルーで塗ってみました。

製品にも付属しているトミーテック標準のアンテナではなく、GMのアンテナに交換したのも個人的なポイントです。
GMの方がちょっと大きくてゴツいので好みが分かれるかとは思うのですが、太さと大きさが何となく安心できるのです。トミーテック付属の大きさだと、なんとなく小型車に合いそうな大きさなのですが、実際の縮尺で考えるとどうなんでしょう。
このあたりは模型的に「どう見栄えするか」で各個人の好みかもしれませんね。

という訳で、折角載せ替えた床下機器メインの写真がまだ撮れていませんので、完成写真は改めて撮ってアップできればと思います。

(2020/1/19　途中で切れてしまっていたため、加筆修正)

～つづく～