これまで北陸新幹線福井駅部分の高架橋だけが先行して着工されていた事は触れましたが、本当に「必要な部分だけを先に作った」というような断面です。
現役の施設で、ここまで綺麗なコンクリート橋の断面も珍しい気がします(笑
当然新幹線開業時にはここから手前(撮影者側)方に高架橋が延伸されるわけで、通常の高架橋の断面にあるべき「壁」は一切ありません。
あくまでも仮の施設であることを強調するかのように、仮設の柵のみが設けられています。
▲福井駅ホームから終端部を望む
ホームに上ってみると、軌道関係の施設には「ザ・仮線」の雰囲気がかなり濃く感じられます。
MC6101形6109号が止まっているのが本当の末端部分で、ホーム端から先は留置線として使用されているようです。
この留置線は1・2番線の両方に設けられ、どちらも2両編成対応となっています。
この区間に進入するのは、低速だとしてもちょっと怖そうですね(笑
視線をちょっと左に振ると当然入換信号が設置されています。
新しいLEDタイプの入換信号だからなのか、停止指示を示す灯具の片方(右側)が赤色になっていますね。
信号業界には詳しくありませんが、最近の標準なのでしょうか。
上記写真はホームから改札階へ降りる階段ですが、降りていくと新幹線の高架橋らしく太い梁が目立ってきます。
駅施設自体は仮設ではあるものの非常に綺麗で、使っていて不快感は無いのではないでしょうか。
ホーム1面2線の島式ホームで、中央に液晶パネルを用いた発車標。
旅客として使用する分にはなんの過不足もありません。
時間は前後しますが、続いて福井口も見てみましょう。
▲旧駅舎の脇をすり抜けて福井口へ滑り込む
新福井を出てから一気に高架橋から駆け下り、地上に降りきったらすぐに福井口駅です。
工事の関係からか、道路を挟んで福井方に1面2線の仮駅が設けられました。
3面4線だった旧駅時代と比べるとかなり規模が小さくなってしまいましたが、列車本数等や引上げ線の位置を見てるとこれはこれで充分なのでは、と感じる次第で。
渡り線を渡って右側がMC6101形6110号の行先である勝山永平寺線方面、1本奥の線路が三国芦原線となります。
そしてこの奥に車両基地が広がっています。
最後に車庫側の一般道(歩行者用)から工事中の分岐部分を眺めてみました。
徐々に高架線の姿が出来てきていますね。
左へカーブしていくのが勝山永平寺線、手前の断面が見えているのが三国芦原線と車庫へのアプローチ線になるのでしょうか。
そして撮影した私が立っている位置の真上には北陸新幹線の高架が出来ることでしょうし、数年…とは言わずも5年10年すればここの光景も大きく変わってしまうのでしょうね。
少なくともこんな開けた風景では無いはずです(笑
昨年富山帰りに福井へ寄った折、ちょうど仮線の工事が佳境に差し掛かり仮駅が姿を現すなどなかなか興味深い状態でした。
その訪問から約1年弱が経ち、工事中だった仮線も無事に開業。そして数年後には高架線への切り替えと高架駅正式開業が待ち受けています。
福井鉄道の駅前ロータリー乗り入れやえちぜん鉄道との(田原町駅での)直通、北陸新幹線の延伸など福井駅周辺の鉄道は話題が尽きません。
せっかく北陸に興味をもった時期にこうしたトピックスが目白押しなのですから、見られるものはしっかりチェックしていきたいですね。
~おしまい~
現役の施設で、ここまで綺麗なコンクリート橋の断面も珍しい気がします(笑
当然新幹線開業時にはここから手前(撮影者側)方に高架橋が延伸されるわけで、通常の高架橋の断面にあるべき「壁」は一切ありません。
あくまでも仮の施設であることを強調するかのように、仮設の柵のみが設けられています。
▲福井駅ホームから終端部を望む
ホームに上ってみると、軌道関係の施設には「ザ・仮線」の雰囲気がかなり濃く感じられます。
MC6101形6109号が止まっているのが本当の末端部分で、ホーム端から先は留置線として使用されているようです。
この留置線は1・2番線の両方に設けられ、どちらも2両編成対応となっています。
この区間に進入するのは、低速だとしてもちょっと怖そうですね(笑
視線をちょっと左に振ると当然入換信号が設置されています。
新しいLEDタイプの入換信号だからなのか、停止指示を示す灯具の片方(右側)が赤色になっていますね。
信号業界には詳しくありませんが、最近の標準なのでしょうか。
上記写真はホームから改札階へ降りる階段ですが、降りていくと新幹線の高架橋らしく太い梁が目立ってきます。
駅施設自体は仮設ではあるものの非常に綺麗で、使っていて不快感は無いのではないでしょうか。
ホーム1面2線の島式ホームで、中央に液晶パネルを用いた発車標。
旅客として使用する分にはなんの過不足もありません。
時間は前後しますが、続いて福井口も見てみましょう。
▲旧駅舎の脇をすり抜けて福井口へ滑り込む
新福井を出てから一気に高架橋から駆け下り、地上に降りきったらすぐに福井口駅です。
工事の関係からか、道路を挟んで福井方に1面2線の仮駅が設けられました。
3面4線だった旧駅時代と比べるとかなり規模が小さくなってしまいましたが、列車本数等や引上げ線の位置を見てるとこれはこれで充分なのでは、と感じる次第で。
渡り線を渡って右側がMC6101形6110号の行先である勝山永平寺線方面、1本奥の線路が三国芦原線となります。
そしてこの奥に車両基地が広がっています。
最後に車庫側の一般道(歩行者用)から工事中の分岐部分を眺めてみました。
徐々に高架線の姿が出来てきていますね。
左へカーブしていくのが勝山永平寺線、手前の断面が見えているのが三国芦原線と車庫へのアプローチ線になるのでしょうか。
そして撮影した私が立っている位置の真上には北陸新幹線の高架が出来ることでしょうし、数年…とは言わずも5年10年すればここの光景も大きく変わってしまうのでしょうね。
少なくともこんな開けた風景では無いはずです(笑
昨年富山帰りに福井へ寄った折、ちょうど仮線の工事が佳境に差し掛かり仮駅が姿を現すなどなかなか興味深い状態でした。
その訪問から約1年弱が経ち、工事中だった仮線も無事に開業。そして数年後には高架線への切り替えと高架駅正式開業が待ち受けています。
福井鉄道の駅前ロータリー乗り入れやえちぜん鉄道との(田原町駅での)直通、北陸新幹線の延伸など福井駅周辺の鉄道は話題が尽きません。
せっかく北陸に興味をもった時期にこうしたトピックスが目白押しなのですから、見られるものはしっかりチェックしていきたいですね。
~おしまい~
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