たまでんクラブ静岡合宿にて同時開催された5月会。
ここで谷風さんからいただいたのは長電2000系…なのですがまさかの「東急風」。
GMのコルゲートステッカーを貼りつけた「湯たんぽ風」と東急ライトグリーン塗装の「青ガエル風」の2編成。
東急好きならではの発想、そして東急好きかつ長電好きの私の心を射抜くプレゼントでした。
…しかし貰ったままでは終わらないのがたまでんクラブ。
このまま3+3の編成ではなんの捻りもないので、編成を組みかえてみることにしました。
※ただでさえウソ電なのに大暴走してますのでご注意ください(笑
貰った直後の時点で「これ、編成組みかえた方が面白くない?」となる状況。
ステンレスの編成の間にグリーンの車を1台挟みたくなるあたりが末期症状なのかもしれません(笑
しかし編成を組みかえると、
Mc-T-Mc + Mc-T-Mc
↓
Mc-T-T-Mc + Mc-Mc
となり、あまりバランスが良くないように感じます。
特に4連側が2M2Tというのは勾配線区を前提にした車には似つかわしくありません。
そんなわけで4連のT車と2連のMc車の屋根をコンバートすることで
Mc-T-M-Mc + Tc-Mc
という編成へ組みかえることとしました。
ばっさりと屋根を切り落とし、現物合わせで屋根を切り継ぎます。
とはいっても過不足なく2枚の屋根をコンバートするのは簡単なことではなく。
Tc車の方は間にプラ板を挟んで延長するようになってしまいました。
避雷器への配線と切り継ぐ位置がちょっとギリギリだったかもしれませんね。
瞬間接着剤で止めた後、グッドスマイルカンパニーのGSR強力溶着剤でガッチリ溶着しています。
400番→600番→1000番と耐水ペーパーでヤスリがけの後、塗装します。
今回はGM9番にガイア「ニュートラルグレーⅣ」を混ぜて調色したもので塗りました。
他車の屋根を外して塗る、という手間を省くための策略ですね。
そんなわけで1時間ほどの作業を2日間行い完成しました。
まずはTc車。
屋根上がだいぶスッキリしましたね。種車がD編成なので二重屋根がなく余計スッキリしています。
パンタ車じゃない2000系先頭車、やはり見慣れませんがこれはこれで、アリ(笑)
そういえば床下機器がMcのままなのでこちらもコンバートしてあげないといけませんね。
続いてM車。
こちらも「パンタのない中間車」として見慣れた車がパンタを積んでいるのには大きな違和感が。
しかしこれもこれでアリな感じに(笑
ついでに編成間はスカートを取り外してTNカプラーにしてみました。
もちろん取り外したスカートは流用先があるわけで(笑
どうにも「編成間をアーノルトでつなぐ」ということが好きになれないため、
うまく取り付いてくれて一安心。
先頭の曲面形状に合わせて端部とジャンパ栓を削り取る必要はありましたが、それ以外は特に大きな加工なく取り付けられています。
レトモさんで走らせた結果、心配した台車との干渉もなく無事に走行してくれました。
TNカプラー自体がちょっと大きめなので、編成をバラして眺めるとちょっとバランスが悪い感じもするのですが、とりあえずはバラして走らせる予定がないので良しとします(笑
そんなわけで谷風さんからいただいた東急風長電2000系はますます東急っぽさを増して完全系となったのでした。
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