桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

GM製名鉄1600系のグレードアップ~その2
前回記事の続きになります。
 
なぜ連日の更新にならなかったかというと…
急遽出発を決めまして、ちょっと旅に出ていました。
その話はまたいずれ(ぉ
 
さてさて。
ボディ以外の再塗装とライトのリアル化以外にどんな加工をしたのか。
それは「カプラーの交換」です。

6両編成を組成しようとした時、説明書では「棒連結器を使用のこと」と説明されています。
連結された連結器と電連が再現されたGM特有の棒連結器ですが、いかんせん不恰好すぎる。
そんなわけでTOMIXから分売されている7000系パノラマカー用のTNカプラーを用い、先頭部のダミーカプラー・棒連結器を交換していきたいと思います。
 
M1600_coupler1.jpg早速ですが取り付け作業に入ります。
残念なことに1600系はTNカプラー対応ではないので、取り付けるためには床下側に加工をしなくてはなりません。
 
そのようなわけで今回はネジ止めによるTNカプラー固定法を導入。
固定ツメなどスカートの固定の邪魔になる部分を切除したTNカプラーを両面テープで仮止めし、1.2mmのドリルで穴を開けていきます。
 
 
 
TNカプラーには4つの穴がありますが、4つともネジを入れるほどでもないので、先頭寄りの2つに対してネジを入れることとしました。
 
M1600_Coupler2.jpg
写真が飛び飛びですが、これがネジで固定した状態です。
φ1.4mmのネジを使用します。少し細いドリルを使いネジガしっかりはまり込むようにしています。
 
また、床板にそのままTNカプラーを固定すると少し高さが足りないようですので、適当なプラ板を床板とTNの間に噛ませました。
たしか0.3mmほどだったかと…
 
 
M1600_Coupler3.jpg前面側から見るとこのような感じになります。
少し飛び出ているように見えますが、名鉄の場合はこれぐらいが実感的です。

名鉄の連結間隔は他の鉄道会社と比べて少し空いていますしね。
 
 
 
 
 
M1600_Coupler4.jpgボディと組み合わせるとこのような感じになります。
ちょっと飛び出て見えますが(ry
 
ダミーカプラーより断然見栄えが良くなり、さらに連結まで出来る…と良いこと尽くめです。
(あくまでTN厨の発言ですからね笑)
 
 
 
 
M1600_maku1.jpgM1600_maku2.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に行き先表示を貼り付け。
せっかくの6連ということで、2005年のGWに実在した快速特急 中部国際空港行きとしました。
セントレア開業後初のゴールデンウィークで空港特急用2000系が足りなくなり増発として1600系や1000系が投入された…ということがあったそうです。
そのような情報を見つけましたので、せっかくなら…ということでの設定です。
 
ステッカーシートには「快特 中部国際空港」なんて奇特な幕は入っていませんので、「快特」「快速特急」と「[士]中部国際空港」の幕をそれぞれ切り出してきて組み合わせました。
 
そんなわけで名鉄1600系グレードアップ、完了です。
この時は時間がなかったためウェザリングをしませんでした。
 
良いか悪いか別にして名鉄はェザリングしがいがありますが、特急車たる1600系ですから軽めのウェザリングぐらいに抑えつつ、汚してあげられればと思います(笑

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