桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

マイクロ名鉄キハ8000系をいじる~第2回
昨日に引き続きマイクロ名鉄8000系加工していきます。


前回、ブレーキホース管付きBMTNの取付は完了しましたので、今度は車体側をいじっていきます。
ちょっと大きい印象の尾灯は今回はいじらないとして、何か物足りない前面。

調べていただくとわかるかと思うのですが、キハ8000系は前面から大量のジャンパ線が取り付けられており、かなりゴテゴテしています。
これがないのが物足りない原因でしょうか。

というわけでさっそく追加加工していきましょう。
※実車の写真はもちろんありません。。



0.4mmのピンバイスで穴を開けてから真鍮線を差しこんでいます。
左2本と右端1本が0.3mm、写真で見てとりわけ太かった右から2本目には0.4mmの真鍮線をチョイス。

なお、栓が3箇所しかモールドされていないのですが、調べてみたら4箇所あるようですね。
左から2本目がそうで、穴は栓がないので適当な場所に穴を開けています。

線を固定したら銀河のN-033「ジャンパー栓 床下/旧」から栓の部分だけを切り出してきて、持ち上げられた蓋を再現しています。
これによって線の生え際まで隠せる、という思惑(笑

あとはこれを黒く塗り、蓋へタッチアップするだけです。

…のその前に。


せっかくなので床下機器・台車も再塗装してみました。

カラー写真を探すと、製品よりももっと明るいグレーなんですよね。
名鉄の床下機器がライトグレーですが当然ではあるのですが。

そんなわけでGM9番にて簡単に塗装しました。


もちろん床下のウェザリングもします。
Mr.COLORのダークアースを細吹きでかる~く吹きつけてから再組み立てしています。




当工場の気動車への標準加工である屋根上ウェザリングも当然行います。
これはいつも通りGM10番を使用しています。

また、ちょっと写っていますが、ルーバー等はエナメル塗料でスミいれしています。


そんなわけで名鉄キハ8000系、全加工完了です。
実車を見ていないにも関わらず感じた当初の「これじゃない」感はだいぶ拭い去ることができました。

ジャンパ線の力は偉大です(笑

ここまでやればキハ8500系も同じだけの加工をしなければならなさそうですね。

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