桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

115系瀬戸内色と宇部地区乗り潰し~その2
前回更新から間が開いてしまいました。
ついこの間まで朝夕涼しく昼は暑く、日中のために半袖を着るかどうか迷っていたくらいなのに、気が付けば冬物コートを引っ張り出すような気候になっています。通勤時間帯は基本的に気温一桁な時期になってしまい、完全に冬ですね。秋はどこ行った…

どうにも忙しさが収まらず、お出掛けシーズンをほぼほぼ会社と自宅の往復、自宅での休養で浪費してしまっている日々です。。。
そんな訳で宇部地区訪問の続きです。


▲黄色一色も見慣れてきた105系
この日は新山口に宿を取り、翌朝の早朝出動に備えます。
山口エリアの訪問は初めてということもあり、この辺りの路線は軒並み未踏破。今回はバス代行になってる美祢線を除いて、宇部線・本山支線・小野田線合計47.1kmの履修が目標となります。

本山支線は2024年現在朝2本、夕方1本の合計3往復という運行体制で、宇部線や小野田線などと合わせ効率よく乗ろうとすると、どうしても新山口を早朝に出発する必要があります。
この日も夜も明けきらぬ5:55発の宇部行き普通列車に乗り込み、一路宇部新川駅を目指します。



ボケッとしていたため宇部新川の1つ先、小野田線の分岐駅となる居能駅まで来てしまいました。
経路上ですので、まぁ問題はありません。
乗車してきた電車と入れ替わりで入って来た宇部発宇部岬行きの電車はクモハ123-6。種車を彷彿とさせるスタイルが堪らないですよね。



10分ほどして小野田発宇部新川行きの上り列車が続行して来ます。今度はクモハ123-4でした。
同じ1M電車でも扉の形態から扉配置、はたまたパンタの設置向きまで異なる個性派揃いが最高です。顔つきこそ異なりますが、久々に国電1M車のパンタ周りを見ていると飯田線の119系を思い出し若干懐かしい気分に…浸っている暇はあまりなく、乗車すべき小野田線の電車が入線して来ますので、撮影は早々に切り上げます。

そこから先は雀田駅で流れるように乗り継ぎ、長門本山駅へ到着。

この日の列車はクモハ123-5でした。

かつて雑誌でクモハ42の写真とともに眺めた長門本山駅。旧型国電こそ無くなって久しいですが、荷物電車改造の1M電車に揺られてこの駅に来られたというのは、いずれ貴重な経験になるんでしょうね。(車両が置き換わるにしろ、路線がどうにかなるにしろ…)

1面1線の終着駅、列車の本数の割に人の住んでいる気配がある周囲のエリア…どことなく留萌本線の増毛駅と同じ要素を感じるのですが、どことなく温かい雰囲気なのは温暖な瀬戸内海に面してるからなのでしょうか。

徒歩圏内に海底炭鉱当時の斜坑坑口が残っているとのことでしたが、後の予定もありましたので、乗って来た電車に乗り込み速攻で引き返すオタクムーブを決め込みます。


再びの雀田駅で朝ラッシュで混雑する小野田行きに揺られ小野田線を完乗。
クモハ123-4の単行運転でした。聞いたところでは、朝の一往復だけが2両編成(105系)で、それ以外は単行運転だそうで。クモハ123が重宝されるのもうなずけます。

小野田駅到着後は山陽本線で宇部、宇部から宇部線に乗り換え宇部新川にたどり着くことで宇部線・本山支線・小野田線の履修が完了したのでした。

そういえば、この日列車交換をする度に気を張っていたのですが、復刻塗装(通称ゆうパック)編成には出会えず。
訪問翌日に運用についている写真がアップされていたため、ちょうど下関送りになっている日に訪問してしまったようです…


<おまけ>



ちょうど新山口駅に戻ったタイミングでWESTEXPRESS銀河が下関へ向けて走り去って行きました。
現車を見るのは初めてでしたが、種車の雰囲気をガッツリ残しつつ窓から見えるインテリアは観光列車のそれになっており、いつか乗ってみたいと思わされる雰囲気でした。
調べてみると、始発の京都発車が21:15ということで、乗車から12時間経ち新山口場面では終点まであと1時間、と気だるさと若干の名残惜しさを感じ始めるようなタイミングだったようです。
さすがに2分停車で降車→撮影→再乗車される方がほとんど見受けられなかったのも、何となく納得です。

そんな訳で動き出しが早かった分、新山口まで戻って来てもまだまだ午前中。
もうひとネタ目指したいと思います。

~つづく~

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