桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

733系製作記その6~M車の屋根製作
さて、久々にこの記事の続編です。
前回記事から相当の時間が経ってしまっていますが、まだまだ完成はしておりません。。

とはいえそのまま腐らせるつもりもなく、チョビチョビと作業を続けています。

今回はM1車…もといM車の製作の続きです。

▲ビード部分をTc車に奪われたM車屋根の切れ端を使用します。
さて、本題に入る前に今回なぜM1車⇒M車という訂正をしたか。
今回製作種車とした731系は併結前提のため、前面貫通扉にホロ・ホロ受けがモールドされています。

一方で作ろうとしていた733系3000番台は6連のため併結が考慮されておらず、貫通扉にホロ受けが設置されていません。

つまり、あらかた箱にしてしまった現状から3000番台にするためには、ホロ受けの撤去やホロ取り付け穴埋めなど結構な作業をしなければならない事になります。
さすがにそれをやると「絶対に完成する予感がしない」ということもあり、まずは3連での完成を目指す事に方針転換することとなったのでした。

―そんなわけで、M車のパンタ屋根の再現をしていきます。

▲モハ733形@苗穂

冒頭に載せた731系のパンタ回りと733系のそれで配管の取り回しが違うようで、両側に配管があるなどかなりの違いが見て取れます。

さすがにこれは再現したい、ということで。


こうして・・・・・



こうなりました。
φ0.3mm・φ0.2mmの真鍮線を用い、久々のパイピングです。

実車はもうちょっと浮いて見える部分もありますが、他の車と並べた時に違和感がない程度に揃えたいため、あえて座を設けずに直接植え付けています。
ここは好みが分かれる所ではあると思うのですが。。



パイピングが出来たらロの字型に組んだ車体に載せ、ジャンクパーツから持ってきたクハ731の屋根と併せて接合。クーラー搭載部のビードを削ってM車が形になりました。

この後しばらく、車体工作時に発生した継ぎ目やヒケなどを解消するため、パテを盛っては削り、サフを吹いては削りを繰り返します。

この作業が仕上がりを左右するのですが、一番辛くて飽きそうになる作業だったりします。。

~つづく~

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