何かちょっとした工作を…ということでしまいっぱなしだった宮沢模型の711系をちょっとだけいじりました。
宮沢の711系は先頭こそ特製のボディマウントTNカプラーが設置されていますが、編成の中間はアーノルトカプラーのため連結間隔が広いのが難点でした。古い製品で連結幌もないですし。
そんなわけで今回はジャンパー線付きのKATOカプラーを使って連結間隔を狭めたいと思います。
アーノルトカプラーとスプリングを外すとこのような状況になっています。
つめが出ているのでこれを切りたくなってしまうのですが、つめを切ると連結間隔は狭まらなくなってしまうので、今回はカプラー自体を加工します。
カプラーの根元、凸の細くなっている方から少しずつスライスしていき、元の1/3ぐらいの厚さにします。
上が加工前、下が加工後です。
んで、カプラーポケットにカプラーを差し込んでみた図。
この状態で全く遊びがないほどピッタリ固定されていますので、このまま金属のカバーを元に戻して作業完了となります。
実際に連結してみました。
上がアーノルトカプラーのまま、下がKATOカプラーに交換後になります。
こうしてみると劇的に変わりますね。好ましい連結間隔になりました。
今回はジャンパー線が付いてて横から見たときの見栄えの良いKATOカプラーを選択しましたが、宮沢の711系は下回りがTOMIXのものということもあり全車にボディマウント用の爪がついているのでそちらを選択するのも良いかと思います。
ですがまぁいかんせん6つで1200円オーバーと高価ですから、低コストに抑えておきたい方にはオススメです。
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