桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

客車改造気動車を作る~その3
国鉄キハ45(キハ09)形の製作記の続きです。



前回はここまで進みました。
元々は後ろにチラッと見えているキハ20の前面を切断して妻面に嵌め込んでしまう予定だったのですが、作業しながら「このまま窓を開けてしまった方が早いのでは?」と気付き方針転換。

トレジャータウン製の幌枠設置により位置決めをした後、貫通扉はめ込み⇒窓開けと進めています。


運転台側・助士側の窓を開けた後(写真は当初位置より若干下寄りへ修正)、前照灯設置用穴開口、各種手すり取り付けを行いました。

また、前照灯脇に設置されたタイフォンは適当なプラ板から自作にて作成。
後から同形状の金属パーツが発売されている事に気付いたのですが、折角そこそこの形に仕上がっているので、このままとすることにしました。



手スリも植え終わって、サフを吹いてみました。
表面の荒れもそこそこ収まり、見える顔になりました。

この時点で既にオハフの妻面とは思えない顔つきになっていて、一人でニンマリです(笑


▲運転台側小窓

正面の話ばかりしてもアレなので、側面の話も少しだけ。
前回の助士側には乗務員扉を設置しましたが、運転台側は落とし窓が取りつきます。
これも元の車掌室窓部分を流用しつつ、不要部分はプラ板で閉塞。
それっぽい形状に整えてみました。

ついでに加工窓の下には点検蓋が付きますので、カッターで適当に点検蓋のような溝を自力でモールドしてみました。

手持ちの気動車・電車向け点検蓋には適当なものが無いため、このような施工状況に。
キハ45はビス2箇所留めのようですので、ポンチを2つ打っています。

加悦鉄道跡で保存されているキハ08-3(元・キハ40-3)の点検蓋は凸状の取っ手が蓋下端中心に1個付いているだけなので、改造時期により違うのでしょう。

ここまで来ればあとは塗装を残すのみ…なのですが、ここに来て尾灯の在庫が無い事が判明。
部材を調達するまで作業中断となってしまいました。。

~つづく~

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