元・営団地下鉄3000系が譲渡された長野電鉄3500/3600系。そのうち3500系が2両編成、3600系が3両編成と形式が割り振られています。
今回製作しているのは3連の3600系で、ヒューズボックスの一部撤去や冷房化改造など比較的作業量が多くなっています。それゆえちょっとずつ…と進めていたらもはやいつから作ってるのかすらわからないくらい長い時間をかかってしまっています。
そして製作中に撮っていたはずの写真すら見当たらないという体たらくなのです。。。
ですのでいきなり塗装段階から紹介いたします。
今回は3500/3600系でも特徴的な冷房改造車を製作しているので、営団の非冷房仕様となっている製品状態を一度プレーンな状態に戻し、加工する必要があります。
そんなわけでパンタの配管も全てパイピングし直しているのですが…それはまた今度紹介しましょう。
冷房改造にあたっては従来からのベンチレーターが撤去されたため、その「跡」が屋根上に残っています。それを塗装にて再現します。
基本の屋根色はGM35番(ダークグレー)、冷房の載る部分やベンチレーターのあった「後から改造が加えられた部分」は白っぽいグレー(GM9番+Mr.COLOR GX1クールホワイトを1:2ぐらいで混ぜたもの)で塗装しました。
うまい具合にパッチワーク模様が再現でき、より「地方私鉄の大手譲渡車」らしくなったのではないかと自画自賛です。
そんなわけで次回はいちからパイピングしたパンタ車の配管部分を紹介できればと思います。
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