桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

福井鉄道 600形を追い求めて(番外編)
前回まで「その1」「その2」として200形2編成の写真をアップしましたが、さらに幸運にも遭遇することが出来た600形・610形の写真も少々アップをば。


▲福井駅前駅停車中の上り急行
フリーきっぷをフル活用してえちぜん鉄道を楽しみ、夕ラッシュが始まる頃合いに福井駅前へ帰還。
福井駅前駅へ向かうと…まさかの610形が上り急行として待機していました。

目的自体は駅前周辺での200形撮影だったためこの列車には乗らず…



ヒゲ線の分岐点となる交差点まで徒歩で先行。
追い掛けてきた610形をまずは1枚。



市役所駅前に入線した上り急行は一度下り線(田原町方面)のホームへと進入。
田原町から来た越前武生行きの上り普通を先行させます。

普通の発車を待った急行は渡り線を通って写真右手側の上り線へ入線し、越前武生へと向かいます。

この日の撮影中には何度も見た光景ですが、路面電車や大型車が路面上でスイッチバックすることに加え、同方向での追い抜きが見られるのもなかなか面白い光景です。

次回はぜひこの場面を動画で撮りたいところ。



200形の撮影も終えて夕食も摂り、帰路の列車は越前武生まで一往復してきた610形の急行列車。
200形と610形、2種類の大型車に乗れ大満足の一日だったのでした。

<模型的に気になる点>
プラ製品では出ていないため、あまぎモデリングイデア社から発売されているキットを組むのが今一番の近道ではありますが…
模型的に気になる点をいくつか。



床下に伸びたジャンパー線やエアーホースだけでなく、妻同士を結ぶ謎の配線が。
名城線1100形時代にあったのかは不明(というか調べていない)ですが、なかなか特徴的なアクセサリですね。

模型的にこれを再現するのはほぼ不可能でしょうが(笑



また、第三軌条集電方式だった名城線時代と異なり、福井鉄道では当然架空線からの集電に伴いパンタを載せています。
パンタ自体も櫓に載っているようですし、ランボードの足もなかなか特徴的な形状をしています。

この辺りは金属が得意そうな造形ではありますが…個人的にはどうしてもプラで再現する手立てを考えてしまいます(笑
今のところは全く検討もつかないため、製作着手することは無いはずです。


北府駅の側線には単行仕様の600形602号車が留置。
パンタが割と高い位置に付けられているのがよく分かりますね。
クーラーも普通の車と比べると若干背が高い…?

602号車は福鉄急行色を纏っており、塗色でだいぶイメージが変わりますね。
こちらはこちらでなかなか好みで…笑

そんなわけでF1000形増備本格化やえちぜん鉄道との直前を控えた、福井鉄道の大型車を堪能した一日でした。

~おしまい~


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