桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

北海道旅行2014冬~その2


さてさて、北海道旅行話の続き。

旅の中日、「最果て」を目指してスーパー宗谷1号の車中の人となりました。



札幌駅から列車に揺られること5時間。



6年ぶりの北端の駅、稚内駅へと到着しました。

途中DE15のラッセルと交換したりしたのですが、悲しきかな今回は降りても足がない悲しき身。
指を咥えて後ろに飛び去るDE15の姿を見送ったのでした。。

撮りたかったなぁ。。

延着したスーパー宗谷1号は整備のため南稚内へと取って返し、その後すぐに旭川行き臨時快速が入線してきます。

こういう時に稚内駅構内を棒線化してしまったのが悔やまれますね。
それでもギリギリ定時で稚内を発車して行きました。



▲稚内~南稚内の跨線橋より

この日の上り臨時快速9462Dはキハ40-503(御座敷)+キハ40-1818。

駅から急いで歩いたのですが、列車の時間も差し迫り跨線橋の上からの撮影に落ち着きました。

御座敷車は道内のキハ40で冷房を積んでいる数少ない個体ですから、屋根の上を撮りたくなるわけですよ(笑



取って返して稚内駅へだとり着く頃、今度は上り普通列車4332Dの時間。
なんか意外と効率いいです。撮れるところが全然ないですが。

キハ54-528号車、幕板に赤帯の入った急行仕様車の単行でした。

やはり全面のFRP部品は経年劣化でかなりくたびれてますね。
排気ガスが当たって煤けている部分だけでなく、全体的に黒ずんでいます。


稚内駅へと戻り、小休止。
今回は列車の遅れの影響で、到着の時点でちょうど宗谷岬行きのバスの発車時刻。
最北端行きを阻まれて時間を持て余しました。

…よっぽど駅併設の映画館で映画でも見ようかと思ったくらいで(笑



せっかくなので今度は北方向に少し歩き、有名な北防波堤ドームへ。
かつては南樺太へと向かう稚泊航路が発着し、長い間役目を果たしてきた歴史のあるドーム。

この時だけは空も晴れ間がのぞき、その美しさにしばし見とれてしまいました。



ドームの中にも容赦なく雪は吹き込んでいましたが外と比べたら雲泥の差。
少年が一人サッカーの練習をしていました。

厳しい波浪に晒され、昭和55年に回収されたそうですが…



その回収からも既に34年。
やはり少しずつくたびれてきているのでしょうか。

柱上部のアーチ部からコンクリートの中身がちょっと見えていました。
川砂利でしょうか、かなりの量の砂利が見えているのがなんとも昭和初期のコンクリートらしく、歴史を感じます。

ドーム周りをフラフラし、駅へと戻りましたがそれでも時間は余り気味。
もう1箇所、遊びに行ってみることにしました。


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