CASCOさんから新発売されるペーパーの橋梁キット、今度は曲弦トラス橋の方を組みたいと思います。
曲弦トラスはメーカーからも発売されていないですし、高価な海外輸入品を使うしかなかったので、廉価で手に入るこの製品はかなり人気が出そうな気がします。
パーツの数もA4サイズ2枚分と一気に増えます。
橋梁のサイズが全然違うので当然ではありますが(笑
まずはレールを載せる下側の構造物から製作していきましょう。
左の写真を見るとわかりますが、ガーダー橋のソレと構造自体は全く変わりません。長さが280mmと長くなっていますが構造が一緒=作業も変わらず。
1回やっているのでサクサクと進みます。
下側の構造物が完成したら、乾燥中に反らないように重しをのっけて乾燥させます。重めのマグカップを重りとして載せたのですが、全く潰れる素振りもありませんでした。
厚紙を組み合わせただけなのにこんなにも強度が出るのか、と再びビックリ。
そしてトラスにも支柱を接着し、上下を一体化します。
トラスパーツを下部構造物に固定後、トラスの上側に梁を設けます。この後に付ける天板の支柱にもなるものなのですが、この時点ではまだヘニャヘニャなので曲げないように慎重に付けていきます。
全7本の支柱をつけ終わってもあまり強度は出ず、強く握ればクニャッとなってしまう勢い。
しかし、これに斜め方向の支柱をつけた天板をつけることによって強度が出るのです。
サクサク作業を続けていたら気づいたら完成してしまいました。
これが一番プレーンな状態で、この後、サフ吹き→塗装→歩路取り付けとなります。
実は製品にも歩路はついているのですが、細長いペーパーを貼りつけるだけなので雰囲気は出るのですが渡らせる車両との見栄えのギャップを考えると別の部材を使った方がいいのでは…と思いいくつか思案中です。
歩路取り付けに関しては説明書の裏(復路に入ったままでもパッケージの裏に出る部分なので店頭で確認可能です)に歩路のバージョンアップ方法が紹介されています。その方法を取りかかりにしてちょっと考えてみようかと思います。
これらのペーパー橋梁キットの面白い点は、のりしろが一切ない、というところです。接着に木工用ボンドを使うことで接着面に粘度を持たせ、固定しやすくなります。そしてのりしろがない=完成後の見栄えが良くなる、というのも良い点でしょう。
そして、持ってみると強度がプラ既製品となんら変わりが無いのに比べ、非常に軽い、というのも利点でしょう。
持ち運びのジオラマなどできるところから軽量化したいですし(笑
そして組みあがって思ったこと。
ぜひ複線用がほしい!!(笑
そして道路との併用橋にできれば、今度発売の名鉄1600系やなぜか3編成も所有するBトレ名鉄パノラマカーたちにも陽の目が…(笑
ところで…
今回の組み立てで唯一説明書を無視したのが「パーツを最初に全部切り出してわけておく」という点です。
と、いうのもなかなかまとまった時間がとれない中、1日30分とか1時間ぐらいずつ少しずつ組み上げていくような状況ですと、パーツ紛失の恐れがありました。それゆえに極力ベース紙からは切り離さず、1工程ずつ切っては貼りを繰り返しました。
まぁ半日も時間があれば一気に組みあがってしまうのでいらぬ心配…という感じではありますが、平日にもチョビチョビ組むような方がいらっしゃいましたらぜひやってみてください。安心感があります(笑
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