桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

Dapol社「HST」レビュー
唐突ではありますが、カテゴリーまで増やして何やらこれから増殖しそうな予感のする話です。

7月に英国へ出掛けて来たのですが、今回は念願だった模型店にも寄り道。
2つのお店に寄り、それぞれの店でそれぞれ散財して来ました。


▲さっそく走らせに行ってきました
今回購入したのは、英国の模型メーカーDapol社の「HST」セット。

HSTとはHigh Speed Trainの略で、時速200km/hでインターシティとして各都市を結ぶ計画名称。Class43形DLでMk.3客車を挟んだ動力集中方式の高速列車…といったあたりの説明はWikiや他のサイト様で既になされていますので割愛するにしても、ディーゼルでの時速200km/hでの運転には痺れるものがあります。

ロンドンを発着する各社ごとにカラーリングが変えられ、その中からいくつかがDapol社より製品化されていますが、その中でも欲しかったのはやはり「GWRカラー」。

ロンドンPaddinton駅を発着し、南西へと路線網を延ばすGWR社のカラーリングで、濃い緑色が特徴的かつカッコイイのです。
(Class800もこの色で活躍していて、それはもうカッコ良いのです…)





HSTはどのカラーリングも「基本4両セット」+単品客車、という構成になっているようで、基本4両セットはClass43形機関車(No.43187(M車),No.43188)、ビュッフェ車(No.40715)、車掌室付き2等車(No.44040)の組み合わせで、これに単品販売の1等車と2等車を増結していくスタイルでフル編成を組むことが出来ます。

ところでこのビュッフェ車No.40715なのですが、検索してみるとどうも窓配置が違うのです。この窓配置だと「No.10219」という車両(これもビュッフェ車)にしか見えません。

▼No.10219の検索結果
https://www.google.co.jp/search?q=MK3+10219&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjou8esmpbkAhXTc94KHVcsCxoQ_AUIEigC&biw=1920&bih=937#imgrc=_

ちょっと調べ足りない気もするので、もう少し色んな検索ワードで調べてみないといけないかもしれません。



バラ客車の方は車両ごとに車番が分けられているのが驚きです。
インレタを貼る、というような文化はほとんどないのでしょうか…

9両買うとさすがにいい値段ですが、勢いで揃えることが出来たのは旅行先の勢いでしょうか(笑

しかし、2店舗を渡り歩いて(しかも別日に)買ったため、確認不足でNo.42301をダブらせてしまいました。
「走らせれば分からない」理論で我慢していますが、これは悔しい…
また、この時は探し方が悪かったのか1等車が見つからずモノクラス編成になってしまっているのもまた悔しいポイント。
窓配置が大きく違う訳ではないため「走らせれば分からない」のですが、気になっちゃうのが悪い癖です。

国内の店舗ではそもそものDapol社製品すらあまり見かけないため、気長に探したいところです。
イギリスまで飛んでってしまった方が、早そうですが。。(笑


機関車・客車ともにダークグリーン塗装は綺麗に仕上がっていて、GWRのロゴも綺麗です。
客ドアのシルバーの塗り分け部分がちょっと気になりましたが、大騒ぎするほどとは思えませんんのでこれでヨシ、です。

妻面・側面ともに車番以外にも細かな車体標記まで再現されているのが、良いですね。



カプラーは「ボディマウント アーノルトカプラー」という事で、これは初めて見る方式です。

しかも単品で購入した2等車1両のカプラーが少し上向きのクセが付いてしまっていて、走行中に開放してしまう始末。

これは何等かの対処を考えないと、折角9両揃えたのに減車で走らせなければなりません。
IORI工房さんのネジ式連結器への交換、という事も考えていますがさてどうしましょうか。

初めての英国型(欧州型としては2車種目?)という事で、色々考えつつやっていきたいと思います。

そんな訳で、今回新しくカテゴリーを増やすまでしてしまったのですが、チョイチョイこのカテゴリーの話題が増えていくかと思います。
昨年の渡欧から、完全に欧州型に嵌まってしまった感があります。沼というのは恐ろしいですね…

これまでと全く毛色が違う内容となりますが、ひとつよろしくお願い致します。

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