桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

GMキハ150形 軽加工紹介
 先日、「Nゲージ天国豊橋店」さんで店長とお話をしつつGM2両セットの置いてある棚を物色していたところ、「キハ150形0番台富良野線」発見、ついつい購入してしまいました。

新品・中古ともにあまり見かけなくなっていた上、まさかの新品ですからそりゃ購入しなくちゃいけません(笑

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やっと手に入れたキハ150形、それだけで満足…とはさすがに行きません。
GM完成品特有の一部未塗装&ディテールの甘さ。気になる点は多数あります。
(※ラベンダー帯の色もちょっと濃い気がするのですが今回はスルーで。)

気になったら自分で手を加えるまで!
そんなわけでサクサクッと作業をしていきましょう!

20110723222808.jpgジャンパー栓の上から0.4mmのドリルで穴を開け、0.3mmの真鍮線を曲げたジャンパー線を固定します。
スカートととの兼ね合いを確認しつつ裏から少量の瞬間接着剤で固着します。









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さらにジャンパー線だけでなくワンマン機器用回線と放送機器用回線も再現します。
穴の径は0.4mmですが、こちらは0.2mmの真鍮線にて再現します。
ジャンパー線を付けた側はもちろんなのですが、ジャンパー線側が無い方の先頭では良いアクセントとなります。

20110723230129.jpg車体からの出っ張り具合はこんな感じに。
顔に立体感が出てきてちょっといい感じ?(笑









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ジャンパー線は栓の蓋を持ち上げて固定されていますから、真鍮線差しただけではちょっと物足りない…というか不自然というもの。
銀河モデルから発売されている床下用ジャンパー栓の栓の所だけを切り離してきて瞬間接着剤で固定してしまいます。

20110724000246.jpg加工はこんなもんですのであとはプライマーを塗って色を付けてあげるだけです。
ジャンパー線は黒に、栓の蓋は白(車体色)に。

唯一ワンマン機器用回線は根元が赤くなっていますので白を塗った上から赤を重ねてあげます。





チョイチョイ他のことをしながら作業していたのでここまでで2時間経過。
しかし集中すれば1時間かからないんじゃないかと思います。


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続いてウェザリングをしていきます。
オデコは錆汚れ、排気管周りは煤汚れを再現していきます。

錆汚れ:Mr.COLOR22番「ダークアース」
煤汚れ:ガイアノーツ「セミグロスブラック」

にて再現しています。
※ちなみに屋根は屋上機器とともにGM9番にて再塗装しています。

さらに前面や側面の凹モールドにエナメル塗料でスミ入れを施し…完成!

昨日、Nゲージ天国豊橋店さんにて運転会をしたので早速走らせてきました。
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Nゲージ天国豊橋店さんのレイアウトはディテールが作りこまれているのが特徴的です。
今回は「たまでんクラブ中京支部運転会」と称し支部員2名にて東海道線風複線&山陰本線風単線の3線をお借りし、自分は山陰本線風単線の方にて運転。

山陰本線風ということで餘部橋梁と保津峡駅(何度も実地調査をして完成させたそうです)が設置されており、先日発売されたDC181はまかぜやDF50、DD51などが似合いそうな風景です。

P1010185.JPGいかんせん山陰系統など持っていない自分ですから、同じディーゼルということで北海道型でお許しください><

対向式ホームの保津峡駅と駅から対岸に渡る橋が再現され、保津峡の流れも完全再現されています。
ここまで豪華に峡谷が再現されているレイアウトもなかなか見れないのではないでしょうか。



そんなわけでキハ150形の軽加工報告でした。
重加工となるとおそらくラベンダー帯の塗り替えなどをはじめてしまい、恐らく数カ月は日の目を見ることがなくなってしまうでしょうから、今回はこの程度にしておこうかと思います(笑

気になる点などございましたらコメント欄までどうぞ!

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