桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

旧ロットのキハ183のTN化
非常に今更感あふれる内容の加工なのですが…
譲り受けてから熟成させていたTOMIX旧ロットのキハ183系1550番代を編成にするため、一部の車両へTNカプラーを組み込んでみました。


▲旧製品といっても充分に精悍な顔つきじゃないですか?

新ロットのキハ183形ではスカートが別パーツとなり、TNカプラーの受けも設けられていますが、旧製品は御覧の通り。
床板とスカートは一体となっており、そこにスノープラウを嵌める仕様です。

TNカプラーを取り付けるため、適当なプラ板で嵩上げをし、現物合わせでφ1.2mmの穴を開口。位置合わせだけは連結器の飛び出具合などを見つつしっかり決めてあげます。

TNカプラーは「品番0374」を使用し、本来の固定用ツメは根本から切除。
スカート(とスノープラウの足)の間に嵌るよう調整をしてあげています。



バリや切り粉をしっかり除去してから、M1.4のビスでビシッと止めて完成。
φ1.2mmの穴に対してちょっと太めですから、充分に噛み込んで固定されます。
心配であればネジ用のゆるみ止め接着剤を併用してもいいかもしれませんね。



元々付いていたジャンパ栓やエアーホース等が無くなるのは寂しいので、このようにTNカプラーとの干渉部分を切除し、元合った場所へ嵌め込みます。
下手に弄るとポキッと折れそうで怖いくらいまで攻めてみましたが、ここまで攻めなくても良かったかもしれません(笑



そんなわけでこのようにジャンパ栓・エアホース類も生かしたままTN化する事に成功しました。



連結相手となるキハ182も同様の方法でサクッとTN化して…



無事に増結が完了しました。
先頭はホロを付けてあげた方が良さそうですので、パーツボックスから該当する幌を拾ってくることにしましょう。

これだけ簡単に出来ると全車TN化したくなりそうですが、まずは増結位置だけ施工を進めてみましょう。
旧ロットの中間車同士はKATOカプラーでジャンパー線のシルエットを楽しみ、連結面はTNカプラーで顔も連結間隔もカチッと締まった具合に。

そんな方針でこれまで集めた車両たちを走らせられるようにして行きたいと思います。

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