桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

たまでんクラブ運転会~常磐運転会2023~
年始から能登半島の震災、羽田空港での日航機・海保機の衝突事故など心の痛いニュースが相次いでいます。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

地震の発生から3日が経とうとしている現在、能登半島の北部ではまだまだ被害の全容が分かってこないという状況、被害の大きさにただただ驚くばかりです。
10年ほど前に車で珠洲市よりさらに先、蛸島あたりまで車で行きました。日本各地に似たような地形のエリアはあるかとは思うのですが、山と海岸に挟まれたエリアに集落や町があり、その集落を結ぶように国道と旧国鉄能登線跡が続いていたのを強く覚えています。のと里山里海道や国道など主要幹線はあるものの基本的に道は細く狭く、今回のような強い地震で道路が寸断されると陸路でたどり着くことが出来なくなっている状況が良く理解できます。そのような交通環境ですから、宿を取った金沢から蛸島までは実際の距離以上にロングドライブでした。そのような所に破壊された道路を啓開しつつ前進するというのは並大抵のことではないですし、通常より余計に時間が掛かってしまうことは明らかで、(どこかで見かけましたが)とてもじゃありませんが外野から「対応が遅い」なんてことは言えません。
警察・消防や自衛隊をはじめ様々な機関の方々が、陸から海から孤立地区へたどり着こうと努力されていることが少しでも実り、早くに被害地区に救助の手が届くことを祈るばかりです。

直接影響の出ていない地域に住んでいる我々が出来ることは、出来るだけ普段通りに暮らし、経済を滞らせないことかと思います。そして「次は我が身」のこととして備えをしておくことでしょう。
東海エリアでは南海トラフ地震の危険性を耳にしますが、体感地震が地元:関東と比べても非常に少なく、あまり実感が出てきません。持ち出し袋の内容物や保存用食料の賞味期限、そもそもの保管場所なども改めて確認しておいた方が良いでしょうね。我が家でも備蓄物資の確認をしておきたいと思います。

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ここから先は通常更新とさせていただこうと思います。
表題の通りなのですが、年始早々、2023年中に記事化できなかった案件からとなります。

▲東神奈川「プラスポート」さん高架線にて

2023年11月、たまでんクラブ+有志にて「常磐線運転会」を開催しました。
ここ数年、同クラブ谷風氏のE531系や103系など常磐線の増備に対し私もE231-0や415系、E501系などを増備していたのですが、一度これらを一度広げてみようということで開催と相成りました。

メインとなる常磐線をはじめとして、常磐線に関係する路線・会社もありということで、長編成から短編成まで各種取り揃えという状態となりました。毎度このようなテーマで運転会を開催すると、製品化されている車種・会社の多さに改めて驚かされます。


まずは長編成ものから。
普段は4~8両程度の短編成ものが多いので、15両は本当に長くて並べるにも一苦労です。
E231系0番台。415系、「カシオペア紀行」、415系1500番台、E501系、583系(幕は「あいづ」のままですが…)。
関東の通勤電車系統を大量に走らせたり並べたりしている方の写真を見かけることがありますが、やっている方の凄さを改めて実感しました。並べるだけでえらい時間を取られます(笑





今回は「ウソ電」もありのため、キヤE991の常磐カラーやE501系の赤電塗装も登板。
運転会の度に谷風氏のこの作品を褒めちぎる(羨ましがる)のですが、同氏製作のキヤE991系「E531塗装」のセンスが良く私がかなり気に入っています。種車を用意し、同じ塗装を作ろうと私自身も画策しているくらいです(笑


キハ111+112の方は、2023年8月発売の鉄コレ32弾のキハE130系と併結させ水郡線風で登板。
(幕の方は八高線のままなので「走らせれば分からないやろ」理論…)
E130系はこのためにボディマウントKATOカプラーにしましたので、そのあたりの記事はまた後日。




地上側11番線の扇形庫周辺には鹿島臨海鉄道を展開。
8000形気動車も鉄コレから発売されたためそれなりの数が並びました。(やはり本家TOMIXから出して欲しかったのが本音ですが…)
鉄道コレクション13弾のキハ2001、KATO京都駅店限定のKRD5号機タイプも久々に登板となりました。現実の景色とは異なるものの、扇形庫の脇にチョロッと並んでいる姿がなんとも似合います。

6000形の方もガルパンラッピングや簡易塗装など意外とバリエーションが多く、結局扇形庫に収まりきらずに本線に留置する状況となりました。
実車の方は8000形の導入で6000形が順次数を減らしているような状況ですが、6000形に新たなガルパンラッピング「5号車」が登場するなど、模型予算的にもまだまだ予断が許せないような状態です。きっとまた限定の箱入りで出してくれることでしょう。

そんな訳で実車・ウソ電織り交じっての常磐運転会でしたが、数年後に開催したら、その時はその時でまた増えている予感しかしません。毎回名古屋からスーツケースで回送するのですがだんだん限界が来ていて、今後はより一層可搬量とのせめぎあいになりそうです。

そんな訳で常磐運転会2023の模様でした。

~おしまい~


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