突然の話題ではありますが。
今年から工事も本格化した札幌市電の西4丁目~すすきの電停を結ぶ「ループ化」工事。
これまでネット上でも工事中の写真が多々上がっており個人的に注目していたのですが…
本日の定例札幌市長記者会見で開業日が「平成27年12月20日(日)」と正式に決まったとの発表がありました。
https://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/text/2015/20151105/documents/romen.pdf
※PDF注意
▲A1200形「ポラリス」A1203編成 2015年1月撮影
今年から工事も本格化した札幌市電の西4丁目~すすきの電停を結ぶ「ループ化」工事。
これまでネット上でも工事中の写真が多々上がっており個人的に注目していたのですが…
本日の定例札幌市長記者会見で開業日が「平成27年12月20日(日)」と正式に決まったとの発表がありました。
https://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/text/2015/20151105/documents/romen.pdf
※PDF注意
▲A1200形「ポラリス」A1203編成 2015年1月撮影
これまで西4丁目~すすきの間でコの字型(実際は大きく南へ迂回していますが)の運転系統だったのが、環状線化され、途中の狸小路商店街前では電停も新設されるとのこと。
市電沿線から西4丁目~狸小路~すすきのエリアへのアクセスは格段に良くなりますね。
この次はぜひ札幌駅へ延伸し、札幌駅からのアクセスも改善されるとよいのですが。
地下鉄の混雑には毎度辟易としますし、数年前に出来た地下道も歩けない距離ではないものの、やはり歩き通すには少ししんどい距離です。
地下鉄・市電・地下道と市中心部への交通機関が複数出来てくればもっと快適にアクセス出来るようになると思うのですが。
さて、特に特徴的なのは「サイドリザベーション方式」が採用されたことで、道路の左右歩道側に内回り・外回りそれぞれの線路が敷設されます。利用者としては「道路を渡ることなく市電に乗れる」好ましい形態ですね。
※今回の札幌市のケースでは、反対方向の電車に乗りたい場合は道路を渡らなければなりませんが。
一方で「タクシーが好きな場所で乗り降り出来ない」「配送業者の荷捌き時の駐車場所」などの問題が取り沙汰されているようです。
ただ、札幌市に限らず路面電車に乗りながら見ていると一般車・緑ナンバー問わず無謀な運転の多い事から目が逸らされているように感じてなりません。
これは自分で車を運転しながらも当然実感しますが、都心部に入れば入るほど割り込みや急な停車、片側一車線潰しての路上駐車等々目も当てられない状態です。
そうした乱雑な状況を放置した上での「車が~」という論調ばかりが出るのには疑問を感じざるをえません。
もちろんそうした観点から荷捌き場やタクシー乗降エリアなど必要な整備は行われるべきと思いますが。
個人的には「町の賑わい」というのは車が行きかうだけで成り立つものではなく、そこにはやはり「歩行者が安心して歩く事が出来る」空間が必要と思うのです。
車が縦横無尽に走り、歩行者が歩道に押し込められ、ぶつかり合いながら歩くような環境は健全とは言えないように感じますね。
特に路面電車に関連する案件は利害関係が対立しやすく、また大きな金額の予算も動くことから様々な意見が飛び交いますね。
交通というのは街の"魅力値"にも直結する事柄であり、それぞれの利害だけでなくもっと全体を見て考えてほしいと思うのですが。
...さてさて、本題から大きく逸れてしまいました。
せっかく札幌市電の話が出てきたので今年1月に撮影した写真をいくつか。
工事開始前のすすきの電停。
生まれ変わって「本設」となるとどれくらい光景が変わるのでしょうか。
▲8520形 @電車事業所前
8500形シリーズは以外にも3形式に分かれていて、製造タイミングによりそれぞれ8500形・8510形・8520形となります。
フジミの札幌市電シリーズで続編があるなら、ぜひ欲しいところ。
▲250形253号車
昔ながらの札幌市電スタイルで残る250形もガンガン運用に入っています。
この時は珍しく前面広告車ではないSTカラーの車両に出会えました。
この車両と良く似た210形が種車となった「雪ミクラッピング2013年仕様」がフジミから発売された折、その箱絵に喜び勇んでいたら実際の中身は3300形だった、と非常に残念な記憶が。
記憶どころが部屋の棚に積まれていますが(笑
箱絵まで頑張ったんだから出してよ!と心の叫び。雪ミクデカールを使わずに、STカラー、ないしは旧色にでもしてやろう、という魂胆がフジミさんにバレていたのでしょうか。
札幌市電はなかなか旅の主目的にはなっておらず、渡道しても数回に1回しか訪問していませんでした。日中はキハを追い掛けてしまいますしね。
▼キハばっかり追い掛けている最中に撮った動画がこちら。
次回の渡道時は札幌でしっかり時間を取り、ループ線を観察しに行かねばなりませんね。
そして…札幌市さん!ぜひ札幌駅前延伸もよろしくお願いします!笑
~おしまい~
市電沿線から西4丁目~狸小路~すすきのエリアへのアクセスは格段に良くなりますね。
この次はぜひ札幌駅へ延伸し、札幌駅からのアクセスも改善されるとよいのですが。
地下鉄の混雑には毎度辟易としますし、数年前に出来た地下道も歩けない距離ではないものの、やはり歩き通すには少ししんどい距離です。
地下鉄・市電・地下道と市中心部への交通機関が複数出来てくればもっと快適にアクセス出来るようになると思うのですが。
さて、特に特徴的なのは「サイドリザベーション方式」が採用されたことで、道路の左右歩道側に内回り・外回りそれぞれの線路が敷設されます。利用者としては「道路を渡ることなく市電に乗れる」好ましい形態ですね。
※今回の札幌市のケースでは、反対方向の電車に乗りたい場合は道路を渡らなければなりませんが。
一方で「タクシーが好きな場所で乗り降り出来ない」「配送業者の荷捌き時の駐車場所」などの問題が取り沙汰されているようです。
ただ、札幌市に限らず路面電車に乗りながら見ていると一般車・緑ナンバー問わず無謀な運転の多い事から目が逸らされているように感じてなりません。
これは自分で車を運転しながらも当然実感しますが、都心部に入れば入るほど割り込みや急な停車、片側一車線潰しての路上駐車等々目も当てられない状態です。
そうした乱雑な状況を放置した上での「車が~」という論調ばかりが出るのには疑問を感じざるをえません。
もちろんそうした観点から荷捌き場やタクシー乗降エリアなど必要な整備は行われるべきと思いますが。
個人的には「町の賑わい」というのは車が行きかうだけで成り立つものではなく、そこにはやはり「歩行者が安心して歩く事が出来る」空間が必要と思うのです。
車が縦横無尽に走り、歩行者が歩道に押し込められ、ぶつかり合いながら歩くような環境は健全とは言えないように感じますね。
特に路面電車に関連する案件は利害関係が対立しやすく、また大きな金額の予算も動くことから様々な意見が飛び交いますね。
交通というのは街の"魅力値"にも直結する事柄であり、それぞれの利害だけでなくもっと全体を見て考えてほしいと思うのですが。
...さてさて、本題から大きく逸れてしまいました。
せっかく札幌市電の話が出てきたので今年1月に撮影した写真をいくつか。
工事開始前のすすきの電停。
生まれ変わって「本設」となるとどれくらい光景が変わるのでしょうか。
▲8520形 @電車事業所前
8500形シリーズは以外にも3形式に分かれていて、製造タイミングによりそれぞれ8500形・8510形・8520形となります。
フジミの札幌市電シリーズで続編があるなら、ぜひ欲しいところ。
▲250形253号車
昔ながらの札幌市電スタイルで残る250形もガンガン運用に入っています。
この時は珍しく前面広告車ではないSTカラーの車両に出会えました。
この車両と良く似た210形が種車となった「雪ミクラッピング2013年仕様」がフジミから発売された折、その箱絵に喜び勇んでいたら実際の中身は3300形だった、と非常に残念な記憶が。
記憶どころが部屋の棚に積まれていますが(笑
箱絵まで頑張ったんだから出してよ!と心の叫び。雪ミクデカールを使わずに、STカラー、ないしは旧色にでもしてやろう、という魂胆がフジミさんにバレていたのでしょうか。
札幌市電はなかなか旅の主目的にはなっておらず、渡道しても数回に1回しか訪問していませんでした。日中はキハを追い掛けてしまいますしね。
▼キハばっかり追い掛けている最中に撮った動画がこちら。
次回の渡道時は札幌でしっかり時間を取り、ループ線を観察しに行かねばなりませんね。
そして…札幌市さん!ぜひ札幌駅前延伸もよろしくお願いします!笑
~おしまい~
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