桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

国鉄色のキハ110系列2種へ会いに
先週末、小海線全線開通80周年を記念して走り始めたキハ110系列の国鉄色を見に行ってきました。
※ラッピングの詳細は下記URL参照
http://www.jreast.co.jp/NAGANO/pdf/150320-2.pdf


▲小諸駅5番線に到着した首都圏色のキハ110-121


当初は小海線を乗り通す中で首都圏色のキハ110をせめて見られれば…という魂胆だったのですが、小諸駅で早々に遭遇するという幸運。

清掃スタッフの方が全通80周年のこと、この国鉄色のことを説明して下さり、2015年11月29日小海線80周年に向けて皆さん盛り上がって来ているようです。
特別塗装の車両も出揃い、今後のイベントも楽しみですね。まだ発表も無いのでワクワクしているだけですが(笑

さて、我々のメインターゲットである車両の方はというと…この首都圏色、まず目に付くのはおでこ部分の屋根色との塗り分け線。
車体側面の肩部から水平に塗り分け線が続くこの感じがまさに「国鉄気動車の首都圏色」の塗り分けといった感じでもの凄く好ましいですよね。
おでこも全部朱色だったら…なんて心配はどこ吹く風、イメージ通りの「首都圏色」はなんとも気持ちのいいものです。





標記類は車番が白字、所属や保安装置類の標記は黒字となっています。
調べてみると、当時のキハ52は車番・標記類全て白字のようですから、模型的にはこの色違いに気を付けなければなりませんね。

車いす・ベビーカー標記が現代を走る車両である証でしょうか。個人的には、朱色一色になる側面の中で良いアクセントになっているかと思います。

欲を言えば…ぜひ運転席下の標識灯掛けに車番「121」の表示を掲出しているところが見てみたいですね。模型でやるなら、着脱式にしてぜひ遊んでみたい部分です(笑

小諸駅から小海線にコトコトと揺られ、野辺山駅で急行塗装(キハ58風)とすれ違い、撮影することが出来ました。※車内より



案内文書ではキハ58風とされていましたが、塗り分け線の位置からはキハ55のような印象を受けます。
使用色や塗り分けは一緒ですから、急行気動車の代名詞とも言えるキハ58を使用した方が認知度は高まるでしょうし、仕方ないですね。
※当時中込にいた急行型はキハ57だ、というツッコミは野暮ですからやめましょうw

元々キハ100、110系列は地域ごとのカラーリングも多く、明るい塗装が似合うような印象でした。
左沢線とか、秋田リレー号とか…

それが最近になって東北エモーションや八高線全通80周年記念塗装(キハ38風)、おいこっと(長野支社/飯山線)と色々現れたかと思っていたら、ついに真打登場!とばかりに国鉄色を2色もリリース。
これにはやられました(笑

尾灯の位置こそ前面窓内に収められていますが、2灯式の前照灯ケースがおでこ中央にあるのが、どこか国鉄気動車っぽさを漂わせる要因なのでしょうか。
実物を見る間でもなくカッコイイ判定だったのですが、実車を見ると余計ですね(笑

調べてみると、小海線にキハ110が投入されて既に24年も経っているんですね。
自分の中ではまだまだ最新型のイメージがあったのですが、「もう24年も」というのが正直な感想でして。JR東ではキハにもE系列が多数登場していますが、自分の中ではどうにも主力の気動車=キハ110というイメージが抜けません(笑

キハE200も投入されていますし、よくよく考えれば着実に時代は変化しているんですけどね。

今回は移動メインでその間のエッセンス、という感じでしたので、そのうち「国鉄色を撮る」ことをメインディッシュに小海線沿線へ繰り出してみたいものです。
後は…やっぱり模型でもやりたいですね!

お馴染みのオチがついたところで、今回はこの辺で。

~おしまい~



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