桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

福井鉄道 200形を追い求めて~その1
もう2週間近く前になりますが、福井鉄道200形に会うべく福井へと行ってきました。
約1年前に福井に寄った際にはほとんど撮れなかったため、ある意味リベンジ戦です(笑


▲福鉄急行色を纏う203編成

※今回はド素人発言が相次ぎます。何卒ご容赦頂ければ幸いです。。
東名・名神・北陸道を走り抜け、早朝の内に越前市に到着。
車を駐車場に置き、さっそく越前武生駅へと向かいます。

「福井鉄道・えちぜん鉄道共通一日フリーきっぷ(¥1,400)」を購入し、入場すると…


さっそく200形202編成の急行田原町行きが迎えてくれました。
まだ人気もまばらな時間帯だったこともあり、発車までの間とにかく色々と撮って回ります。


▲台車の製造所銘板「日本車輌會社ー名古屋 昭和35年2月」


▲連節台車と妻のジャンパー線。錆っ錆な汚れ方も参考に。


▲車内の製造所銘板は運転台後ろの仕切りに取り付け。


▲車内はブルーのモケットに淡い青緑の化粧板。

そうこうしている内に発車時刻が近付き、乗客も増えてきたためとりあえず着席。
まずは終点の田原町駅まで大人しく乗り通します。

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越前武生7:38発→田原町8:26着
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この急行が1面1線の田原町駅に着いた後、越前武生駅方面の次発時刻は8:57発。
30分近く田原町駅に停車しているのかと思いきや、乗って来た急行を追いかけるように普通列車が。
これでは後続の普通が田原町駅に入れない…となれば方法はひとつしかありません。
乗車してきた急行列車=200形202編成が回送で出てきました。

折返しを撮ろうと市役所前駅方面へ歩いていた我々ですが、慌てて撮影モードへ転換。
なんとか上ってくる回送の202編成を撮ることができました。


▲市役所前駅で先行の急行に肉薄詰まる202編成

▲信号待ちの間に反対側へ回り、1枚。

▲振り返ってもう1枚

福井駅前への"ヒゲ線"が分岐する市役所前駅の交差点は良い撮影スポットですが、やはり交通量の多さがネック。
ただ、路面電車なら埋もれてしまう交通量でも"大型車"である200形はやはり目立ちます。

こんな魅力的な路線になぜ今まで来なかったのか、今さらの後悔です。

この日この後、200系202編成を再度撮影することは叶わず、帰路に赤十字前駅の側線に留置されているのを闇夜の中確認しただけでした。

冒頭にあげた「福鉄急行色」と比べると「似合わない」と槍玉に挙げられることが多い現行塗装ですが、個人的には充分カッコイイのではないかと思うのです。
それぞれの嗜好によりますが、私は地方私鉄のオリジナル車+新CI塗装のような組み合わせが大好物でありその影響もあるでしょう。

一緒に活躍する名鉄譲渡の各車と色が揃っているのはイメージ的にも「福井鉄道はこの色!」と意識的にも統一され、良いと思うのです。
もちろん福鉄急行色も遜色なく格好良く、あれがイイこれが悪い、ではなく「あれもイイこれもイイ」状態ですが(笑

そんなわけで突然思い立っての福井鉄道詣で。
「前回撮り逃がした!リベンジや!」という前提がありつつもきっかけはやはり「鉄道コレクション福井鉄道200形」の発売です。
模型も出る、尚且つ実写も撮り逃がしてるとなれば見に来ないという選択肢はありません(笑

オチがついた(?)ところで今回はこれまで。

▽おまけ▽


朝の急行で田原町へ向かう途中、200形203編成とすれ違いました。
ラッシュ運用の返しだからか「普通 神明行き」への充当と珍しいものを見た来がしました。

また、正面から見ると標識灯の色が左右で異なる(向かって右側がオリジナル?)のが目立ちますね。

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