桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

733系製作記その3~頭の製作と、接合
 

さて、今後は頭の整形を行っていきます。


腰から上には光硬化パテを盛り、ガシガシ削っていきます。



削り終わるとこんな具合です。
削りすぎては盛り直し、もう一度削り…と何回かの繰り返しでなんとかここまでたどり着きました。



さらに元の731系のままでは裾の絞りが足りませんので、赤線部で切れ込みを入れて裾を内側へグイッと折り込みます。
位置を合わせて接着剤にて固定、残った余計な部分を削り落とせば裾絞りの完了です。

これで頭と側板が出来上がったので、板キットのセオリー通りL字型に汲み上げ…






早々に屋根も接着してしまい、車体強度を確保します。
この状態でやっとあちこち弄れるだけの強度を得ることができました。

ついでに先頭構体の頭が薄いので、これまで光硬化パテを盛って車体側の屋根高さに合わせています。



さらに、屋根は種車の731流用のため絶対的に幅が足りません。
そのため踏み板から下の片部分をパテで盛りに盛って整形してあげます。

この時点で雨樋を生かすことを諦め、ゴリゴリ削っていけば早かったのですが、それをせずにチマチマと削っていったのは失策でしたね。

そんなわけで、かなりの駆け足ですがなんとか車体が組みあがりました。
この後は細かい部分を弄ったり、修正し直したりと地味な作業が続きます。。





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