忍者ブログ

桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

鉄コレ東急3500系 N化加工編
先日購入した鉄道コレクション「東京急行電鉄3500系 3両セット」ですが、さっそくのN化に併せて少しだけ弄ってみました。
※以下「東急3500系」と称することにします。

今回、セットのまま作成できる「(←目黒)3501-3256-3502(蒲田→)」編成を選び、加工を進めていきます。


▲車体側面の標記類はインレタで

車番は製品に付属する車番ステッカーを使用せず、GMから発売されている東急3000系列向けの銀色インレタから適当な数字を拾ってきています。
※トレジャータウンから発売されている「東急(旧)3000系標記」でもいいでしょうね。
 私は在庫整理も兼ねてGMのものを使用しましたが、車番だけならこちらでも充分かと。

せっかくなのでドアコック位置を示す白い三角(▼)を適当な車種(今回はキハ用から転用)から持ってきて転写しています。



前面・妻面には検査標記・定員標記等を転写。
これはトレジャータウンTTL038B「車番標記(白文字)」(東急用白文字と緑色旧型車向け標記)から流用しています。

ついでに3501号車の前面にはジャンパー線が付きますので、これもトレジャータウンTTP106H「KE70ジャンパー栓 私鉄用 ホース有」を取り付けています。
線はいいのですが根本の栓はちょっとオーバースケールに感じるかもしれません。

大体パーツが思いつかず今回はパーツ採用となりましたが、個人的にはもうちょっと小さい方がイメージ通りのような気がしています。

ここまでやって、車体はクリアコートをして作業完了。



床下については、床下パーツBOX(主にGM製パーツのジャンク箱)からそれらしい機器を拾い出してきて製品の床下機器と取り替えています。
並べ替えた後は黒塗装とお馴染みの軽いウェザリングをして加工完了としています。
※乗務員扉下のステップについてはパーツ入荷待ち(苦笑

製品の床下が他車種との共用になっている関係で、実車と全く異なりますので、すごく気ってしまいます。
古いGMの東急(旧)3000系キットも全く異なる床下機器が封入されており、まさに「各位創意工夫の上」の神髄?だったのでしょうが…年々価格が高騰する限定鉄コレでこの状態は少し寂しいですね。



さて、車体・床下も加工が完了すれば後はステッカー類を貼り、最終組み立て。
…の前にもうひと工夫してみましょう。

取り出したるは鉄コレ東急7200系のステッカー。
今回封入されたステッカーの運番はただ黒枠で囲われた「白地黒文字」の状態なのですが、実際の運番表示器は枠がベージュで数字部分のみ「白地黒文字」になっています。

これが一番うまく再現されているステッカーが、この7200系セットのものではないかと思います。
(現在手元にある東急系のステッカーで見つけたのはこれが唯一でした)

前面に掲出される運行番号・行先表示は「窓の内側」に機器が設置されていますから、せっかくなら模型もそうしたいもの。
t0.4mmx巾1.5mmのプラ棒を用意して、これに貼りつけることで立体感を出してあげます。
t0.4mmの薄いので、若干ではありますが(笑



貼りつけてみた図がこちら。
端部にクリアボンドを塗布し、前面窓の凹部分に接着してしまっています。

そんなわけで、乾燥を待ってから最終の組み立てを行い…





完成です!

触れていませんでしたが、外した屋根はパンタグラフ(GM製PT42N)ごと再塗装の上、ウェザリングしています。
(Twitteにて指摘をいただき後から追加工したのですが)屋根はパンタ部分に「絶縁塗装」としてダークグレーを吹いています。
※屋根基本色:GM9番「ねずみ色1号」、絶縁塗装部:ガイアノーツ「ダークグレー」

加工内容の割に大がかりな作業になってしまいましたが、なんとか思い描いた姿にすることができました。

今回、泥沼になることが分かりきっていたため、配管のやり直しや前面/妻面のステップ植替え等々には手を出しませんでした。
その結果「アッサリ目」の味付けに仕上がったので、これはこれで楽しみ方としてアリなのかもしれません。

もちろん精密化する時はガンガン精密化していきますが(笑

というわけで、次回の運転会で登板させるのを楽しみに、横に置いておいた製作ネタに戻ることとします(笑

~おしまい~

PR

コメント

コメントを書く