さて、前回更新からの続きです。
▲上下はまなす号の時刻が並ぶ @函館駅
白鳥17号での函館到着後、市内で少々時間を潰し函館駅へ戻って来た我々。
改札内の電光掲示板は既に上下のはまなす号の表示のみとなっていました。
奥には北海道新幹線の垂れ幕もかかり、まさに「開業前夜」といった光景。
▲上下はまなす号の時刻が並ぶ @函館駅
白鳥17号での函館到着後、市内で少々時間を潰し函館駅へ戻って来た我々。
改札内の電光掲示板は既に上下のはまなす号の表示のみとなっていました。
奥には北海道新幹線の垂れ幕もかかり、まさに「開業前夜」といった光景。
この日(2016/1/2)のはまなす号は客車12両+機関車1両の13両編成。
はまなす号の函館駅入線を見たのは実に10年ぶりです。
渡道回数が多いとどうしても見慣れてしまうのですが、改めて考えるとこれだけ14系が連なった光景を実体験出来たのは貴重な機会だったのかもしれません。
入換時間が変わったのか、この日は到着後すぐにED79-13号機が切り離し。
これまでは切り離しで数メーター動いた後その場で待機していたのが、一気に機回し線まで退避してしまいました。
▲2015年7月の時点では切り離してすぐ、この位置で止まっていました。
▲珍しく動画も録ってみました。
引上げ方に結構な勢いがあります(笑
<2016.1.2青森発 下り急行はまなす号編成>
↑函館
ED79-13[函]
1号車 スハネフ14-552
増21号車 オハネ25-11
2号車 オハネ24-503
3号車 スハフ14-556 指定席
4号車 オハ14-512 カーペットカー
5号車 オハ14-507 指定席ドリームカー
6号車 オハ14-503 指定席ドリームカー
7号車 スハフ14-502 指定席
8号車 スハフ14-551 指定席
9号車 オハ14-535 指定席席
10号車 オハ14-531 自由席
11号車 オハ14-531 自由席
12号車 スハフ14-509 自由席
DD51-1095[函]
↓札幌
▲気付かぬ間にED79は札幌方まで引き上げており、DD51と一瞬並ぶ姿も。
一通り編成チェック等を済ませた後、ようやく車上の人となったのでした。
定刻の1:23に発車、同列車は順調に進んで行きます。
ウトウトしては停車の衝撃でハッと目を覚ましという事を繰り返しつつ定刻の6:07、札幌駅へと到着したのでした。
▲この先さらに小樽方面へと向かう人々を待ち受ける然別行き1930D @札幌
それにしても閉口したのは寝台が「エンジンの直上」だったこと。
気動車列車のように加速による振動の変化はないものの、一晩中寝台の真下でエンジンが唸り続け、微振動が伝わってくるのは慣れない人には相当大変だと思います。
自称キハ好き、ディーゼルエンジン好きであるはずの自分にとっても結構厳しい一夜でした(笑
1988年3月の運行開始以来28年、よく新幹線開業まで走り続けてくれたものと思います。
これまで数度利用しましたが、どの列車もそこそこの乗車率だったように記憶しています。
決して「利用者が減ったから」ではなく、この列車をとりまく環境が大きく変化しすぎてしまったのが一番の理由でしょう。
そして14系・24系客車のダメージ。ただでさえ過酷な北海道を長年走り続けている同形式を使い続けていれば、いずれ安全上の影響さえ出てくるでしょう。
まずはあと1ヶ月強の間大きな事故無く、同列車の運行が終わることを一番に祈りたいものです。
~おしまい~
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