前日に網走に到着したキハ183系は駅に併設された車庫内で一晩を明かし、列車の発車直前に出庫して1番線へと据え付けられます。
この日も構内を見渡したところ朝の時点で車庫1番線の中に居る様子が見られましたので、庫の出入口を見られるポイントで待機します。
※この場所はちょうど第4種踏切になっているのですが、出庫直前になってやって来て撮る場所がないからと踏切内に入ろうとするのはやはりいただけませんね。一歩内側くらいならいいだろう、みたいな魂胆が見え透けていていけません。
AM9:30、新特急色先頭で主役が登場してきました。
ちょうど横の留置線には首都圏色のキハ40-1758が待機しており、ここだけ切り取ると新特急色の現役時代感が凄いです。
一旦上り方の引上げ線にはいった後、向きを変えて網走駅1番線へと進入。
10分程度で入換えは終了しました。
(余談ですが…)
▲駅横のホテルに泊まると引上線はこんなアングルで見れたりもします 撮影：2017年6月
駅に戻ると改札前に黒山の人だかり。
何事かと思ったら、皆さん改札口上部の発車時刻案内表示を撮影していました。
種別こそ「臨時特急」ですが、案内文に「キハ183」なんて表示されるのは今回限り。
皆さん動画で記録されるので人だかりにもなるわけです。
私自身は早々に改札内に入りまして…
▲観光協会の方々のお見送り
▲ハイデッカーキロの巨体が3連続でホームに並ぶのは字の通り圧巻。
7両ともなると網走駅でもホームいっぱいいっぱいに停車することになるため、先頭側の撮影はキャパも少なくなってしまいます。それでもさしたる混乱や罵声はなく、交代で写真が撮れていたのは良かったですね。
▲最終の網走往復限定となる増21号車・増22号車の表示。
奇跡のような増結発表が無ければ実現しなかったと思うと、運転計画を行った担当者様の采配に感嘆するばかりです。増22号車なんて久しぶり…なんてレベルではなくなかなかお目にかかれなかった気がします。
そんな訳で7両編成いっぱいに乗客を詰め込み、定刻通り網走⇒札幌のラストランが始まりました。
＜臨時特急キハ183系オホーツク号＞2023.4.9-10
↑遠軽
1号車 キハ183-8565(新特急色)
2号車 キロ182-504(新特急色)
3号車 キロ182-7551
4号車 キロ182-7553
増21号車 キハ182-7554
増22号車 キハ182-508
5号車 キハ183-1555
↓札幌・網走
▲交換駅ではちょうどワンマンミラーに姿が映ってちょっとした撮影大会に
▲無事に乗車証明書も配布されました
各駅の停車時刻は短く、往路が6時間12分かけて走った(札幌8:05⇒網走14:17)一方で復路は5時間58分(網走10:00⇒札幌15:58)ということで各駅の停車時間も割と短め。
バタバタするのは目に見えているので、大人しくゆったりと自席で過ごすことにしました。
一部沿線撮影地で警察沙汰もあったようですが、列車運行に支障は発生せず定刻での札幌到着。
野生動物の出没も危惧されましたが、結局上下列車ともに野生動物は現れず定刻運行となりました。普段と違い、撮影者が多かったので野生動物が近づきづらかったのでしょうか(笑
札幌駅で回送発車を見送った後はあきらめ悪く苗穂駅へ。
窓も大きく広々とした南北自由通路からこの光景を撮れるのは非常にありがたいことです。
5月には苗穂運転所にて2回目の撮影会が開催されますが、参加権を得ることが出来なかったため私自身のキハ183系追い掛けはこれで終了しました。
(ノースレインボーラストランは諸事情により参加できないので…)
3日半に渡るキハ183系ラストランの見送りが完了しました。
記事を5回に分けてしまいましたが、長々とお付き合いいただきありがとうございました。
安平町でスラントノーズの200番台が保存されましたが、最後まで活躍したNN183/N183はどのような処遇をたどるのでしょうか。
当座はキハ281系の解体が進められているようですので、それが一段落するまではもう少し苗穂で姿は拝めるかもしれませんね。
1997年に初めてキハ183系に出会ってから26年。
ラストランに乗車でき、立ち会えたのは非常に幸運でした。
実車の追い掛けはこれで終わりましたが、今後はこれまで溜め込みに溜め込んだ模型の数々を形にしていくことを進めていきたいと思います。
～おしまい～
この日も構内を見渡したところ朝の時点で車庫1番線の中に居る様子が見られましたので、庫の出入口を見られるポイントで待機します。
※この場所はちょうど第4種踏切になっているのですが、出庫直前になってやって来て撮る場所がないからと踏切内に入ろうとするのはやはりいただけませんね。一歩内側くらいならいいだろう、みたいな魂胆が見え透けていていけません。
AM9:30、新特急色先頭で主役が登場してきました。
ちょうど横の留置線には首都圏色のキハ40-1758が待機しており、ここだけ切り取ると新特急色の現役時代感が凄いです。
一旦上り方の引上げ線にはいった後、向きを変えて網走駅1番線へと進入。
10分程度で入換えは終了しました。
(余談ですが…)
▲駅横のホテルに泊まると引上線はこんなアングルで見れたりもします 撮影：2017年6月
駅に戻ると改札前に黒山の人だかり。
何事かと思ったら、皆さん改札口上部の発車時刻案内表示を撮影していました。
種別こそ「臨時特急」ですが、案内文に「キハ183」なんて表示されるのは今回限り。
皆さん動画で記録されるので人だかりにもなるわけです。
私自身は早々に改札内に入りまして…
▲観光協会の方々のお見送り
▲ハイデッカーキロの巨体が3連続でホームに並ぶのは字の通り圧巻。
7両ともなると網走駅でもホームいっぱいいっぱいに停車することになるため、先頭側の撮影はキャパも少なくなってしまいます。それでもさしたる混乱や罵声はなく、交代で写真が撮れていたのは良かったですね。
▲最終の網走往復限定となる増21号車・増22号車の表示。
奇跡のような増結発表が無ければ実現しなかったと思うと、運転計画を行った担当者様の采配に感嘆するばかりです。増22号車なんて久しぶり…なんてレベルではなくなかなかお目にかかれなかった気がします。
そんな訳で7両編成いっぱいに乗客を詰め込み、定刻通り網走⇒札幌のラストランが始まりました。
＜臨時特急キハ183系オホーツク号＞2023.4.9-10
↑遠軽
1号車 キハ183-8565(新特急色)
2号車 キロ182-504(新特急色)
3号車 キロ182-7551
4号車 キロ182-7553
増21号車 キハ182-7554
増22号車 キハ182-508
5号車 キハ183-1555
↓札幌・網走
▲交換駅ではちょうどワンマンミラーに姿が映ってちょっとした撮影大会に
▲無事に乗車証明書も配布されました
各駅の停車時刻は短く、往路が6時間12分かけて走った(札幌8:05⇒網走14:17)一方で復路は5時間58分(網走10:00⇒札幌15:58)ということで各駅の停車時間も割と短め。
バタバタするのは目に見えているので、大人しくゆったりと自席で過ごすことにしました。
一部沿線撮影地で警察沙汰もあったようですが、列車運行に支障は発生せず定刻での札幌到着。
野生動物の出没も危惧されましたが、結局上下列車ともに野生動物は現れず定刻運行となりました。普段と違い、撮影者が多かったので野生動物が近づきづらかったのでしょうか(笑
札幌駅で回送発車を見送った後はあきらめ悪く苗穂駅へ。
窓も大きく広々とした南北自由通路からこの光景を撮れるのは非常にありがたいことです。
5月には苗穂運転所にて2回目の撮影会が開催されますが、参加権を得ることが出来なかったため私自身のキハ183系追い掛けはこれで終了しました。
(ノースレインボーラストランは諸事情により参加できないので…)
3日半に渡るキハ183系ラストランの見送りが完了しました。
記事を5回に分けてしまいましたが、長々とお付き合いいただきありがとうございました。
安平町でスラントノーズの200番台が保存されましたが、最後まで活躍したNN183/N183はどのような処遇をたどるのでしょうか。
当座はキハ281系の解体が進められているようですので、それが一段落するまではもう少し苗穂で姿は拝めるかもしれませんね。
1997年に初めてキハ183系に出会ってから26年。
ラストランに乗車でき、立ち会えたのは非常に幸運でした。
実車の追い掛けはこれで終わりましたが、今後はこれまで溜め込みに溜め込んだ模型の数々を形にしていくことを進めていきたいと思います。
～おしまい～
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