桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

キハ183系ラストラン週末~その4
キハ183系ラストランを巡る旅、「その3」の続きです。

レンタカーを返却して列車でこの日の泊地へと向かいます。
改めて東へ向かうランナーはキハ283系化された特急大雪3号。

▲この旅で既に散々見ているものの、283の大雪表示はやはり新鮮です
<特急大雪3号>2023.4.9
↑遠軽
3号車 キハ283-15
2号車 キハ282-5
1号車 キハ283-12
↓旭川・網走

乗り心地はキハ183系時代と比べ多少前後のノッキングがきつくなったような気はするものの、総合的にはあまり気にならず。スーパーおおぞら時代を知っていると、曲線区間に入ってもグーッと車体が傾いて行かないことが大きな違和感でしょうか。

キハ183系時代はグリーン車or元サロベツ車であれば客席コンセントがあったのに対し、キハ283系はどの車両でも客席コンセントが存在しないのが大きなウィークポイントでしょうか。
キハ261系ですらまだ客席コンセントは付いていないので望みが高すぎるかもしれませんが、乗車時間が長いですし、せめて窓側にだけでも付けてほしいところ。キロ282にはコンセントがありましたから、グリーン車が無くなってしまったのが残念です。。

高速バスもコンセントorUSB給電が広まりつつありますし、札幌~北見・網走間を結ぶ高速バスだとフリーWi-Fiを提供しているバスも多くあるようで、どうしても見劣りしてしまいます。
(トンネルの多いオホーツク紋別自動車道区間でどこまでフリーWi-Fiがつながるのかは気になるところですが…)

抜本的なてこ入れが出来るような旅客需要ではないことは理解しつつも、長時間乗車になりがちな石北特急ですのでいつか手が入ることに期待するばかりです。

※今後乗るなら、コンセントもフリーWi-Fiも付いてる261-5000が入線するタイミングで!となりそうな感じもします。

旭川出発時はまだ夕方でしたが、遠軽は既に真っ暗な18:57着/19:00発。
昼間の賑わいは当然ながら既になく、いつも通りの静かな遠軽駅でした。

大雪3号、旭川発車は17時07分と夕飯には早すぎる時間帯で、網走着は20時44分で夕飯には少し遅い時間帯。
車内で弁当という手もあるのですが、朝昼をセコマにしたため夕飯くらいは温かいものを食べたい…ということで大雪3号は北見で下車。
列車を1本落とす時間を使って駅から徒歩10分ほどの居酒屋で一杯飲むことにしました。


▲北見駅のキハ183系ラストラン掲示


飲むならやはり地ビール、ということで今回はオホーツクビールのエールを注文。
時間があれば2杯目3杯目で違う種類も注文したいところですが、許される時間は最大で2時間10分(駅までの往復を含む)。しかも翌朝の寝過ごしは厳禁ですから、大人しく1杯で我慢します。

結局オホーツク3号は待たず、先着する普通4679Dに乗車して網走22時42分定刻で到着。
長かった一日が終わりました。

次はついに最終日となります。

~つづく~


------閑話休題------

オホーツクエールは開封された瓶と専用グラスで提供されたのですが、グラスに強調されるように書かれた「OKB」の文字に一瞬目を奪われました。

もちろん「OKHOTSK BEER」の頭文字なのですが、普段中京圏で過ごしているとCMもやって
いる某銀行に見えてしかたありません(笑

「OKHOTSK」部分の頭文字が「OK」になるのは、特急もビールも一緒なんですね。妙な親近感を感じつつビールはもちろん美味しく頂きました。
------

コメント

コメントを書く