桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

北海道旅行~2022夏~その1
お盆休みという日本全国的にハイシーズンなこの時期、例年であれば帰省くらいで大人しくしているのですが今年はちょっと特別な夏。
いつかは来ると思っていたついに引退宣言がなされたキハ183系の最後の夏となります。

ついでに今年は珍しく1週間近い長期連休となったため、思い切って行って来ました。
今回の渡道方法は…フェリー!!


今回は初の試みとして「車で」北海道往復を敢行してみました。
・マイカーでの日本最北端制覇
・キハ183系新特急色+αの撮影
この2つが今回の旅の目標。
旅程が長かったゆえに記事もしばらく続く事になりそうですが、どうぞお付き合いください。


【旅行0日目】
旅のファーストランナーは新日本海フェリー「すずらん」。
敦賀港23:55発→苫小牧東港翌20:30着ということで、夕方までいつも通り働いていても、名古屋から余裕をもって敦賀港へ到着することができるような時間に出発してくれる、素敵なダイヤ設定です。

お盆休みという事もあり「90分前には着いているように」とのお達しを守り、22時過ぎには敦賀港着。フェリーターミナルの中を覗いたりしつつそこから2時間近く待ちました。
というのもこの日は積み込みが40分ほど遅れていたようで、待ちに待ってからの乗船。
それに加えてほぼほぼ最後の乗船だったようで、車両甲板からロビーに着いた頃には既に出港し始めていて、余裕をもって着いたはずなのに何故かバタバタとした出港でした。


▲乗船後、エントランスを通り各居室へ。

今回は感染症に対するリスクを少しでも下げようと初めて「個室」を選択。
このタイプの一人用個室は存在しないため、必然的に「ツインルームの一人使用」となります。
部屋から外は見えないものの、広々とした部屋に加え洗面所・トイレも個室内にありますし、もちろん部屋は施錠出来るもの。
船内をウロウロしたり大浴場へ行く時だって、セキュリティ面でもかなり気楽です。


▲「ステートAツイン インサイド」

部屋自体はビジネスホテルのそれと大差はなく、快適そのもの。
「インサイド」ということもあって部屋から外は見えないものの、周りを気にせず寝たいときに寝て、ダラけたいだけダラけられる空間は快適そのものです(笑

ロビーが混んでる時間帯は部屋でまったりして、空き始めた頃合いを見計らってロビーに出て椅子やソファーでくつろいだり、時間をずらして食事をしたり…と出来るだけ密を回避しようとしながら過ごしつつ船旅を楽しむことしばし…
※それにしても、車でフェリーに乗ると勿論降りる時も車な訳で、運転手である限りは乗船直後以外はお酒が飲めないのが難点。。

気付けば下船の案内が流れ再び慌ただしく車両甲板へ。


▲下げられるランプウェイ

出港は40分遅れでしたが、しっかり遅れを取り戻して苫小牧到着は定刻通り。
出港時に最後の最後まで待った御褒美か、下船時はランプウェイが下がるのを特等席で見ることが出来ました(笑

苫小牧東港を抜け、小雨が降る中、一路この日の泊地を目指したのでした。

~つづく~


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