桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

上田交通5200系製作記~その5
製作開始からもう少しで1年経とうとしています。

そんな危機感も心にありつつの作業進行です(笑

今回はコルゲートを再現していきます。

P1040058.JPG
























コルゲートの本数がX本で、実車のコルゲート間隔を1/150すると…なんてのは考えてもあまり一致しないもの。
私はエイヤッとばかりに「模型的に見栄えのいい位置」を探しています。

もちろん資料として実車写真を参考にし、上端と下端だけはきっちり合わせます。
肩のコルゲートで言えば、下端はドアの上端とほぼ同じくらい、上端は雨樋よりコルゲート1本分くらい下、という具合です。

エイヤッと言ってもコルゲートの間隔が等間隔でなければ見栄えに大きな影響が出るため上端と下端の間はしっかり等間隔にプラ棒を並べてあげる必要があります。

P1040062.JPG
























今回使用したのはPlastruct社の0.3mm×0.3mmの角棒。


店頭で探した中では最細であり、使ってみたところちょうど良い感じになりましたので正式採用となりました。

P1040074.JPG

























上下端を決めてから真ん中の位置を決めます。
肩部分はコルゲート5本ですから中心が出せてやりやすいですね。
指で押さえて緑キャップを流し込み固定します。

多少多めに流しても緑キャップならあまり目立たないこと、また最終的にペーパーがけも行うので気にせずバンバン流し込みました。
指まで固定しない程度に(笑

P1040068.JPG

























完成後はこんな感じ。
フリーで位置決めした割にはきれいにできました。

この後耐水ペーパーで接着剤の流し込み後と角棒の角を撮ります。

グレーに塗った車体と白のプラ棒というコントラストでだいぶ目立ちますが、上から塗ってしまえばそこまでは目立たない、というとこまで実証済み。

10本で420円とそこそこいい値段のプラ棒ですが、これは良いものを見つけたようです。
 

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