桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

思い立ったら吉日、上田交通7251F製作
さて、タイトルの通り「思い立ったらなんとやら」とばかりに簡単工作です。
前々からやろうと思っていたネタなので材料が揃っていたのが幸い。
サクッと完成しました。



取り出だしたるは鉄コレ「上田電鉄7200系まるまどりーむ号」とクロスポイント製エッチングパーツ。
車体の方はさっそく色落としまで完了してしまっています。




さて、このクロスポイント「7200/7600系対応パーツ集・A」に含まれているパーツの中に、本家東急電鉄を作る人にはまったく不要なパーツが。
その名も「K:上田クハ7551用側面方向幕塞ぎ板」。

これさえあれば、悩むことなく上田交通7251Fと(現在は)豊橋鉄道1810Fを再現できるのです。



鉄コレで製品化された7255Fには側面方向幕がありませんので、まずはその部分のコルゲートを削ることから始めます。

マスキングテープで簡単に養生してやってからコルゲートを削り取ります。



▲参考:実物はこんな具合。

コルゲートが削れたら、そこに塞ぎ板を接着して車体工作は完了です。

車体を洗い、下地に軽くサーフェイサーを吹き…
まず、スーパーステンレスを吹き付けます。

セオリーなど全く無視でまずは車体から塗装→後から帯を塗装、という手法をとっています。
マスキングテープの使用量は多くなってしまうのですが、ここ最近の実績ではどうしてもこの方が吹き込みなども少なく、綺麗に塗れている気がします。



今回もスーパーステンレス→メタルプライマーで表面保護→側帯の順に塗っています。

<使用塗料>
側帯…ガイアノーツNo.018「エメラルドグリーン」
前面帯…上記エメラルドグリーン・白・GM15番「黄緑6号」

調色など一切なしで、ひたすらマスキングを繰り返しつつ帯を塗り重ねていきます。
3色帯となる前面については、エメラルドグリーン→残す部分をマスキング→白→黄緑の順に吹き重ねました。

そうして完成したのが…



こんな感じです。
調色しなかった割にはだいぶそれらしい色合いのものが出来たため大成功です。
側面帯は当たる資料によって大分色味が違う(恐らく光線状態や、帯自体の退色のため…?)ため、雰囲気としては充分なものになりました。



ほぼ唯一の工作点、塞ぎ板の部分。
塞ぎ板が7251Fのいいアクセントになってくれています。

そんなわけで材料を溜めに溜め込んだ上田交通7251F製作、無事に完了しました。
あとはクハの台車を福島交通あたりのP-Ⅲ台車と履き替えれば本当の完成です。


▲5200系と並べて

実際に7251Fと並ぶようなことがあったかは分かりませんが、1500V車同士ということで並べてみました。
現行の上田電鉄色も良いですが、これはこれでいい感じですね。

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