桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

客車改造気動車を作る~その5(完)
車体側が完成しましたので、最期に下回りを作って終わります。
動力は鉄道コレクションのTM-16。

鉄コレ22弾にラインナップしているキハ08-3もTM16が指定動力のようですから、丁度良いでしょう。


もはやお馴染みの誤魔化し方でジャンクボックスから拾ってきた床下危機を「それっぽく」並べていきます。
エンジンのステー等足りない部分はプラ棒で補いつつ…




なんとなく「それっぽい床下」が出来上がりました。

今の時代ではかなりザックリとした出来のGM製エンジン(キハ22等に封入されるパーツですね。)も、こうしてチラ見えしてる分にはかなりいい感じに見えます(笑

TOMIXのキハ20系列の床下機器を持ってくるのが一番似せる方法ではあるのですが、予算的にさすがに厳しいですね。機会を見て置き換えらるようなら、検討してみましょう。


塗装後に先頭部にはブレーキ管と複線用スノープロウを接着。
接着力の高さがお気に入りの「3M Scotchスーパー多用途」で固定しています。
完全硬化まで24時間かかりますが、可使時間はそこそこありますし、接着力も強力なのでかなり多用しています。

そんなわけで…


別塗装した前面ホロ(トレジャー製)・サン板を取り付けて完成です。
当初設定の完成期限から遅れること1ヶ月半。
遅れてしまいましたが、そこそこ納得の行くものが出来ました。
(前面窓位置がちょっと高いのはやっぱり悔しいですが…)


▲先に完成したキサハ45と並べて。


▲作ったからには繋げたい!

せっかくなので先に完成したキサハ45と繋いでみました。
実車は客車譲りの重量とエンジンの非力さに泣かされ同系列で繋がる事は無かったようですが、「これはこれでアリ」と思わされる絵面ですね(笑

苗穂所属のキサハ45に釧路所属のキハ09。
今も活躍する50系改造のキハ143以上に客車の香りを色濃く残した改造気動車。TOMIXの60系を種車にしたためほとんど「実車同様」の改造工程になったのはなかなかに面白いものです。

最初はキハ20系列あたりの前面を妻面に嵌め込んで横着しようとしていたんですけどね(笑

そんなわけで無事に「戸袋の無い車両」というテーマを発端に製作が始まった客車改造気動車製作、これにて完遂です。

~おわり~

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