桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

京阪700形「春待ちヱビス」ラッピング
怒涛の商品展開とともに所有両数も増えている京阪大津線の仲間たち。
一般色のほか塗装変更編成・アニメコラボラッピング等は注目度も高く順次製品化されてきたものの、一般的な広告編成は製品化のハードルも高いのか基本的には発売されていません。

そんな訳で「1本くらいは異色な編成が欲しい…」と思い立ち気軽に製作してみる事にしました。



今回製作したのは2017年3月に運行された「春待ちヱビス号」。
実際に乗ったということと、ラッピングが「ドア間」「副票」のみというお手軽さが決めてです(笑
当時撮影して来た写真を元にステッカーを作成し、切って貼るだけ。
…といってもプリンターを買い替えたせいもあってかデカール用紙との相性がすこぶる悪く、かなりの回数やり直し&買い直し。
貼るラッピングの割にもの凄く高くつきました…

更に更に。
発売後しばらく経ってからのため700形の一般色は既に入手困難となっていたのも痛手でした。
割引価格以上を出すのもためらわれましたので、結局80形塗装仕様を買ってきまして一般色に再塗装。
ただ、塗り直したおかげで製品より綺麗な塗装になった自信はあります(笑




屋根はGM9番のグレー、クーラーは(実車と若干異なるものの)GM14番の明灰色で塗りまして軽くウェザリング。
車幅灯にクリアオレンジを差したりとチョコチョコ手を加えまして、手抜きなようで手が抜き切れていない700形これにて完成です。





実車の方はと言いますと、乗った当日はお客さんも少なく1両は締切で運行。
(種類が選べる)生ビール3杯と「銀座ライオン」のオードブル、お土産に当時新発売だった「華みやび」ロング缶1本がついてきました。あとは車内でのジャンケン大会による景品もありましたね。

一方、乗車された方のブログをいくつか拝見しますと、通常のおでんde電車などよりも値段設定が高かった事やおつまみから地元色がなくなったことを残念がる声もあったようです。

おでんde電車が催行されず「春待ちヱビス」開催となった理由までは分かりませんが、こういった新しい試みが行われるのもアリだったのではないでしょうか。
ちょっと割高ではあることは否めませんが、「非日常」を楽しもうとすると何をやってもそれなりに掛かるもの。私としては「楽しかったし美味しかったのでヨシ!」ということで、また開催される事を願うばかりです。
今度は通常の「ビールde電車」や「おでんde電車」にも乗ってみたいところです。
ラッピングは春待ちヱビスより大変そうなので、やることはないでしょうが…笑

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