桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

京阪80型を動力化する
実は年末の工作だったりするのですが(笑)

関西の同級生が確保してくれた事業者限定の「鉄コレ 京阪80型2両セット」。
年末に開催され"たさいたま鉄道模型フェスタ"アルナインさんブースで購入した「鉄コレ動力TM-TR01延長改造キット」を使用して動力化しました。

P1040984.JPG























このパーツが魅力的なのは何と言っても「φ4mmの輪軸」が同梱されているということ。
GMパンタが付いて2400円。これまで市場に存在しなかったこの径のT車輪軸が付いていることを考えれば決して高い買い物ではありませんでした。

そんなわけで購入したパーツをニマニマ持ち帰った年末最終週、年末進行の仕事と並行してヒィヒィ言いながら完成させました(笑





P1040998.JPG
























説明書に「Nゲージなどの動力ユニットの分解調整ができる人向けのキットです~~難易度はとて簡キットが作れれば大丈夫でしょう」と書かれている通り、ある程度模型工作ができる人≒力のかけ方がわかっている人、ならばかなり簡単に作れてしまうかと思います。

片台車駆動となっている鉄コレ路面動力のうち、可動式のT台車側を延長。
集電性能のために集電板を延長する、というのが基本思想ですね。

これにカプラーポケットとその台座を取り付ければほぼ完成です。

サクサク組んでいった結果、写真がほとんど残っていませんでしたorz

付属の治具も非常に使いやすいもので位置が簡単に決められるだけでなく、動力延長後も車体との合いがバッチリという驚くべき代物でした。

上の写真の通り、基本的にはネジ止めで、私は真鍮板同士の貼り合わせ部のみハンダ付けで固定しました。
瞬間接着剤でも十分なのでしょうが、集電板だけはハンダで固定したかったのでそのついでに(笑

P1040992.JPG
























先頭側の排障器台座は元の動力ユニットから延長する形になります。
そのままでもいいのですが、ここに元の床板から切り取って来た運転台を取り付けてみました。

客室の再現こそできませんが、後から見たらこれだけでも結構いい雰囲気です。

P1040988.JPG
























T車側は特に加工していません。排障器を改造キット付属の金属製排障器に取り換えたぐらいです。
あとはウェイトがまったくないため車内に鉄コレ路面動力付属のウェイトを搭載。

これは色を塗った方が良さそうですね。

ついでに先頭両側に付いている車幅灯も塗り直しました。
製品では黄色で塗られている部分をグレーに直し、そのうえでクリアーオレンジを塗っています。

P1050004.JPG

























動力ほど大掛かりではありませんが、車体側の加工も少しだけ。
車番・社紋にGMインレタを使用しました。
社紋の位置は実物より高めに印刷されているのですが、どうにも社紋だけうまく落とせそうになかったため上からGMインレタを転写するだけとしました。

危ない橋…というより踏み抜くことが目に見えてる橋だったので渡らずに済ませました(笑

屋根はGM9番で塗り直した後お馴染み「ダークブラウン」でウェザリング。
最後に動力・車体・屋根を組み立てて完成です。


元から製品についているドローバーを同じ長さのドローバーを使用しています。
説明書通りC103は曲がれますがSカーブでは撃沈。長いドローバーを使用すると直線走行時に間隔が開きすぎるのでどちらを取るか悩みどころですね。

駆け足で組んでいきましたが、なかなかいい感じで完成させることができました。

…それにしてもなんかうまく行き過ぎてて怖いぐらいのキットです(笑

コメント

コメントを書く