桜咲車両工場ブログ支区

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キハ183系、特急北海1981~その2
キハ183系特急「北海」製作の続きです。



さて、前回取り付けたタブレットキャッチャーの周囲をマスキングし、赤2号にて塗装。
プライマーはお馴染み「ミッチャクロン」を軽く吹き、その後FARBEの「赤2号」を吹いています。

下地処理が甘かったのか、ちょっと色味が暗くなってしまいました。
やはり一度はクリームでも吹いておいた方が良かったようです。
さて、車体はタブレットキャッチャーを取り付ける以外の加工を行わないため、この後付属のインレタで車番を転写+クリア保護を行います。
上記写真時点で既に「半光沢」を吹いた状態となります。


さて、並行して屋根の方も作業を。
今回は「サッパリ」が目標ですので、ゴテゴテとパーツを付けることはしません。



車端部に付く手掛けのみを別パーツ化・屋根を再塗装して作業を終えています。
余計な部分を削らないように元の手掛けモールドを削り、削り跡に合わせてφ0.3mmのドリルで開口、トレジャータウン「201-10汎用手すり1.0ミリ幅」を接着固定しています。

パーツ説明に「取り付け穴0.3mm」とある通り、φ0.3mmのドリルで開口してやればぶかぶかになる事もなく、すんなり固定が出来ます。

固着したらプライマーを吹き、自家調合の屋根グレー(ニュートラルグレー・ダークグレーを基調に調色)にて塗装。



塗装完了後、外しておいた屋上機器を戻します。
やはり新ロットのいいところは屋根が外れること、そして屋上機器を全て外すことができることでしょう(笑

個のお蔭で塗り替え・塗り直しも楽々です。

さて、実車写真を見ると屋根色と屋上機器は同じ色のようなのですが、光の当たり方か、素材の違いかどうしてもそれぞれ若干違うグレーに見えてしまうのです。

そんなわけで自家製グレーで再塗装した屋根、と製品ままの屋上機器を合わせることで(手を抜いて)色の違いを再現。

上の写真だと結構色味が違うように見えるのですが、この実物はもうちょっと近い色合いに見えます。
また、さらに屋根全体をウェザリングした後は正直「色の違いがほとんど分からない」なんてオチもあったりしますが(笑

そんなわけで屋根の方も簡単に塗り分けが完了し、ウェザリングの後、車体とのドッキングに移ります。

~つづく~

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