桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

キハ183系、特急北海1981~その3
前回は屋根の再塗装まで完了しましたので、最後に組み立てを進めていきます。



屋根は排気管回りを中心にセミグロスブラックを吹き付け。
…が実車の写真を見ていると屋根全体が真っ黒なほどに汚れている車が多く見掛けられます。

ただ、全てを真っ黒にしても面白くないため、屋根全体を真っ黒に汚す車とそこまで汚れが進んでいない車の2s種類を分けて塗装。
それでも排気管回りは「真っ黒」にしていますが(笑


また、車体と床下も軽くウェザリング。
各車のルーバー類はエナメル系のフラットブラックで墨入れしています。

キハ183形やキハ184形は機器室のルーバーが大きく目立ちますので、やってあげると大分浮き立って見え、いい具合です。

また墨入れに使った塗料をそのまま使用してルーバーからの雨だれを再現してみました。
よく目を凝らさないと見えにくいため、ほぼ自己満足ですが(笑

床下はMr.COLERのダークアースを全面に吹き付け、車体側面のみ薄め液を付けた綿棒で拭ってやります。

実車の写真を持ち合わせていないため説明しづらいのですが、点検等でよく触れる蓋部分は綺麗に拭われている一方で側面は汚れっぱなしというケースが多く見受けられます。

こんかいはそんな様子を出してみたのですが…横から見る限りでは、製品のままとあまり変わりませんね(苦笑

そんなわけで最後に車体側とドッキングさせて完了です。





TOMIXのキハ183はヘッドマークのために白色LEDが採用されているのですが、実車は当然電球色のシールドビーム。
導光材の端面にクリアーオレンジを塗ることで電球色っぽい雰囲気にしてみました。
外側に出てくる端面に塗ると自動車のウィンカーのような「ザ・オレンジ色」になってしまいますので、光源側に塗る必要があります。

腰ライトの方は光源に当たる根本に塗るとヘッドマークまで電球色になってしまうため、導光材が90度がる肩部分にクリアオレンジを塗っています。

なかなか日の目を見なかったTOMIXの「トレインマーク(キハ183-0系用)」をはめ込み、完成です。

完成品に少しだけ手を加えるだけの記事のはずが、思いのほか纏めるのに時間がかかってしまいました。

久々にキハ183系で運転会に投入できる編成が増えまして、さぁまた増やそうと気勢が上げるにはいい刺激となり(笑
またタイミングを見て増やしていこうと思います。

~おしまい~

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