桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

のと鉄道「のと里山里海号」乗車録

既に2週間前に過ぎ去った9月の大型連休。
世の中がお出掛けモードのなか、私も北陸へ遠征。

今年の4月29日から運行が始まった「のと里山里海号」に乗車してきました。


▲能登中島駅にて小休止


のと鉄道を訪れるのは約1年ぶり。
昨年の訪問時は車移動で、かつ「NT100形の廃車体を探す」ことがメインでしたからのと鉄道乗車は実は初めて。

※前回記事は以下参照
能登半島に残された気動車たち~その1
能登半島に残された気動車たち~その2
能登半島に残された気動車たち~その3

金沢から七尾線・のと鉄道の普通列車を乗り継ぎ、まずは穴水駅へと向かいます。


▲穴水駅では既に「のと里山里海号」が1番線でスタンバイ

七尾駅でNT100形2両の普通135D列車へ乗り換え、コトコトと揺られること40分。
1番線には既に「のと里山里海号」がスタンバイしているため、列車は2番線に到着しました。

到着した時点で既に「のと里山里海号」の発車時刻まで20分を切っており、急ぎ駅の窓口にて受付を済ませます。

同列車はインターネットor電話(近場の方ならのと鉄道の窓口でも予約可)にて予約を行い、かつ料金も事前振込みで支払いのため、当日に窓口で支払いだなんだとバタバタしなくてもいいのはありがたい限りです。

予約表を見せたらチケットを受領し、後は乗るだけですので、発車時刻まで色々撮って回ります。


▲6人掛けソファー席

▲4人掛けボックス(スイーツプランのお土産付き)

今回選んだのは「のと里山里海4号」に設定される「スイーツプラン(¥3,000)」。
車両は里海車両が割り当てられ、ブルーのシートモケットが特徴的です。

ボックス席の座席間隔やトイレの配置等は一般車と変わりませんが、ソファー席(里海号)や海側を向いた2人席(両車とも)、サービスカウンター(里山号)などが設けられているのが特徴的です。



個人的に気になったのはこの席。
乗車した日はコーヒーカップ等業務用スペース的使われ方をしていましたが、前面展望を眺めるには特等席ですよね(笑


▲おしぼりもロゴが印刷された特別使用

▲「スイーツプラン」全容

さて、「スイーツプラン」と銘打ってあるだけあり乗車後すぐにコーヒーのサービスが、発車後早々にケーキと菓子が載ったプレートが運ばれてきます。

内容は特製ケーキ、マカロン、クッキー2枚。
このクッキーは上に載せたお土産袋の中にも入っていましたが。ケーキとマカロンはこのスイーツプランだけで楽しめるようです。

少々物足りない?と感じそうですが、乗車時間が70分、かつ観光案内等があることを考えると割と丁度よかったといったところ。

同行者と喋りながら、要所要所で写真を撮りながらだと意外と早く着いてしまうような感覚でした。




列車は各ビューポイントで停車し、アテンダントさんから観光案内があります。
線路脇にこうした観光案内も設けられているのも、分かりやすくて面白いですね。

こうした沿線の観光案内や能登中島駅での「オユ10 2565」の見学も含め約70分で終着七尾駅へと到着。
すぐに追い掛けてくる「能登かがり火8号」にてバタバタと七尾駅を後にしたのでした。


<おまけ…?>
七尾駅でバタバタした最大の理由。



昨日10/3(土)から運転が開始されたばかりですが、キハ48改造の「花嫁のれん」号試運転に遭遇。
こりゃ撮らねばならんと短い乗換時間の間にサクッと見て回ったのでした。

やはり元の方向幕の位置に取り付けられた前照灯が違和感ありますね(笑

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