さて、前回から引き続きキハ33形の製作です。
側面の加工内容をご紹介しましたので、今回は全面の加工について。
種車のオハ50の妻面形状そのままに新潟鐵工標準のNDC顔が嵌ったようなイメージのキハ33。
オハ50の妻面に顔を再現するのも大変ですから、ここはちょっとお手軽(?)に。
ジャンクで車体・前面ガラスのみを入手したGM製キハ54の顔を剥いできて、使用することとします。
切り出した前面部分はオハ50の後退角に合わせて曲げています。
車体側は隅柱のような形で両端部を残し、妻板を全撤去してます。
写真では屋根側を直線で切り取ってしまっていますが、この後屋根Rに合わせてガッツリ削り込んでいます。
仮合わせをしつつ無理なく嵌るようになったら瞬着と流し込み接着剤で固定。
継ぎ目部分には瞬間接着剤を流し込んだ後、ヤスリで平滑に処理しています。
また、せっかくなので手すり等のモールドは全て撤去して、0.3mmで取り付け穴を開口。
車体加工の仕上げに手すり・ワイパー等を植えていきます。
ワイパーはトレジャーのキハ40用ガラスの付属品、手すりは同じくトレジャーの「165/キハ58/40系手すりセット(TTP215-01)」より近いものを選んで取り付けています。
タイフォンはTOMIXキハ40の余りパーツから、放送用ケーブルはφ0.2mmの真鍮線を曲げて取り付け。
ついでに反対側の全面にはφ0.3mmの真鍮線でジャンパー線も取り付けています。
ここまで来れば、後は塗装と仕上げ作業だけです♪
~つづく~
①キハ33形製作記~その1
②キハ33形製作記~その2
③キハ33形製作記~その3
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