桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

ミャンマー国鉄の怪しい?車両たち
今月のピクトリアル誌とRM誌のミャンマー国鉄の記事が何やらスゴイ!との噂を耳にして、早速読んでみました。

さすがと言うべき記事の濃さで、その面白さはぜひ実誌を読んでいただくとして…

せっかくなので2年前(2013年5月)訪問時に見かけた、ミャンマー国鉄の一般旅客車以外の車両をアップしてみましょう。

※全ての写真は鉄道省許可取得のもと、関係各位の御厚意により撮影しております。


▲記事にもなっていたLRBE @マラゴン機関区の扇形庫にて

レールバスのようなサイズで、非常に好ましいスタイルです。中には子供たちが沢山居たため、撮影はこれだけにしました。

LRBEについて検索していたら、2014年8月にLRBE65の営業列車の写真撮られていた方がいらっしゃいました。
機関庫の隅に追われ、風貌からも引退した車両のように思えたのですが、稼働車へと復活を遂げているようです。




マラゴン機関区の扇形庫前に居たクレーン車(日本風に言えば操重車?)。
足場を用意した上でアウトリガーが接地しており、何らかの作業をしたような様子。
周りのなかでこのクレーン車だけがやけに新しそうな風体をしているのが目立っていました。
アームに「CHINA」とありますし、中国製…?



続いて同区の扇形庫内に停められていたSL。
使われていないようではあるものの、ボロボロではなく清掃(≠整備)が行われているのでしょうか。
画像検索をすると出てくるミャンマー国鉄のSLにお馴染みの「煙室扉の星マーク」が無いのが少し寂しいですね。
無稼働車からは外してしまうのでしょうか。



こちらはそこまで特殊、というわけではなさそうですが。
キハ141とキハ180の間にフラットカーを2両挟んだDLのプッシュプルが。
奥の赤いDLの方が新しそうですね。



ヤンゴン古城の奥の方に追いやられた操重車FTDC97112。
扉と丸妻に書かれているのがMRマークではないのが気になります。
コンテナ倉庫に隠れてしまっていますが、右端にちょっとだけクレーンアームが見えていますので、間違いなく操重車でしょう。





最後はヤンゴン駅で撮影中に突如現れたどう見ても「保線車両」な機関車。
荷台にはクレーン装備で、ドラム缶を大量に載せていました。燃料か、はたまた潤滑油か。

日本なら基本的に線路閉鎖がされた夜中の限られた区間しか走らない保線車両が、白昼堂々と走り去っていったのは日本人の目にはなかなかにシュールでした(笑
怪しい形態をした車両が多い中で、割と見慣れた風体をしており、あまり特殊さは感じませんね(笑

そんなわけで2013年5月のミャンマー旅行で見かけた魅惑の(?)車両たちでした。
今になって思うと「中古の日本型だけじゃなく、現地の車両ももっと撮っておけば!」という思いです。

最近沸々とリベンジ欲が…(笑

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