桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

ミャンマー大遠征~その3 松浦なキハたち
久しく記事にしていなかったGWのミャンマー大遠征。
今回は松浦鉄道出身の車両たちにスポットを当ててみます。


IMG_0401.JPG

























▲OHK PHO SU(オーポース)駅へ進入するRBE2577(松浦MR-111)+RBE2527(のとNT126)

※うるさいようですが、これらの写真は全て鉄道省へ許可を申請し、許可証の発給を受けた上で撮影しています。
現地ガイドさんの御尽力とご理解、ミャンマー国鉄職員の方々の御好意の元撮影できたものばかりです。
政情によっては撮影禁止の「準軍事施設」ですので、ご留意のほどお願い致します。


 
IMG_2016.JPG
























▲前日と同じくティラワ支線運用に就くRBE2577(松浦MR-111)+RBE2527(のとNT126)


IMG_1469.JPG
























▲RBE2576(松浦MR-110)@Insein環状線機関区

松浦鉄道からはMR-100形やMR-200形が譲渡され、特にMR-100形は多くが現役時代からの塗色のまま活躍。
多く…というか見かけたMR-100は全て松浦カラ―だったような気もしますが。

IMG_1414.JPG
























▲RBE2545(松浦MR-203)(左)とRBE2555(松浦MR-124)(右)@Insein環状線機関区

Insein環状線機関区にはMR-203とMR-124が並んでいました。MR-203は名鉄カラー…もといミャンマー国鉄カラ―に塗り替えられています。
かなり綺麗で塗装したばかり(再塗装か塗装変更かは不明ですが…)のものと思われます。

2両とも行先幕が残されていたのは偶然でしょうか。

IMG_1222.JPG





































▲RBE2566(松浦MR-121)@Yangon車両工場

キハ141の見学に訪れたYangon車両工場にもMR-100形の姿が。数が多いので本当にどこにでもいます(笑
助士側のガラスと前尾灯カバーが外され、整備中のようでした。

彼が「ドナー」となったのかそれとも復活へ向け整備中なのかは分かりませんでしたが、車番の色褪せ方が不吉ですね。

IMG_2577.JPG


























IMG_2619.JPG
























▲Yangon~Computer Univ.運用に就くRBE2575(松浦MR-109)+RBE5019(JRキハ58-1514)


4d48c747.jpeg

























▲Computer Univ.~Yanognの運用を終え、Insein機関区へと戻る同列車

訪問時(2013年4月末)にはこのMR-109+キハ58-1514編成とキハ48-301+キハ48-302編成の2本がComputer Univ.~Yanogon運用に入っていました。
タイミングが合わず、Computer Univ.駅での並びは撮れず仕舞いだったのが残念ですね。
(Yangon駅で追いつくものの、遠く離れて停車してしまうためこちらでも並びは撮れず。)

キハ58は御多聞に漏れず「低屋根化改造」されており、改造されていないMR-100との高低差がはっきり出ています。
三セクのNDCよりも国鉄気動車の方が小さい、という逆転現象はなかなか見ものです(笑

ミャンマーで活躍する日本型車両の中でも日本カラ―のまま活躍し、さらに松浦時代の番号が消されていないため車番の照合が非常にしやすかったMR-100形をご紹介してみました。

それにしても、ミャンマー国鉄(Myanmer Railway)の英略称が「MR」、松浦鉄道の形式名がMR-***というのも不思議な運命を感じますね(笑
 

コメント

コメントを書く