3/31に引退した長野電鉄2000系D編成。
同車が小布施駅(以前まで旧型車が展示されていた箇所?)にて保存されることとなり、6/30に須坂駅における「最後の撮影会」が開かれました。
先週末も松本にいた気がしますが、そんなこと気にせず深夜の中央道を爆走、展示前の出庫から入庫までを見届けて来ました。
最初の入換を下り方線路脇から撮影。
行先表示が「特急 湯田中」に設定され、あたかも現役時代のような雰囲気に。
2000系は5番線へと据え付けられ、3500系O6編成・8500系T6編成と並んで撮影会開始です。
2000系の幕やサボ、O6の行先も次々と変えられていくのですが…T6編成に旧型車時代の"パタパタ"が掛けられるとは予想外でした。
屋代並びや松代並び、といったテーマも設けられもはや「その場を離れられない」状態(笑
そして実際に走行していた2000系・3500系にひけをとらない8500系の存在感。
個人的にはあまり違和感を感じないのですが、いかがでしょう。
中間改造・貫通扉無しでちょっとのっぺりしたお顔にサボがいいアクセントになっていると思うのですが…(笑
アングルが変わり映えしませんが、8500系による「特急 湯田中」表示も掲出。
お前終点まで行けないだろ!ってツッコミはさておき、8500系の種別表示はちゃんと「特急」を出せるんですね。
今回だけで「普通」「急行」「快速」「特急」の4パターンを掲出していた8500系。
湯田中まで行けない分特急には入りようがありませんから、用意されていたあたりが驚きです。
ちなみに今回は出てなかったけれど、行先の方はどうなってるんだろ…?
3/4番線ホームからお顔メインで。
須坂並びになっていますね。1960年代~1980年代くらいの電車のかっこよさがギュッと詰まった並びは何とも言えませんね。
午後は5番線に停車した2000系がそのままバックしていき、10系ことOSⅡとの並び撮影会。
改札を出て跨線橋から覗いていたら最後尾は「特急 信州中野」+「回送」表示になっていました。
この並び撮影会は入場料100円をホーム端で払うことで線路に降りて撮影できる、というもの。
2000系は言わずものがな、OSカーも間近に撮影できるというタマラナイ企画だったのです。
このOSカーの存在もずーっと気になって(というか、こいつも結構好き)いまして、最後の最後でこうして並びが撮れるとは思わず。(あげく細かい部品や床下機器も撮影笑)
長野電鉄さんの憎い演出と心配りには頭が下がる思いです。
日に焼けてしまい見るからにボロボロの行先表示も回してくださり、2000系と合わせて様々な行先を表示。
幕が回るたびにシャッター音が響いていたのでした(笑
15時、無事にイベントも終わり後は車庫に入るだけ。
最後の入換もきちんと見届けてきました。
入換の流れはいつもと変わらず、一旦湯田中方へ引き上げた後1番線の隣へ入り上り方の建屋へ、さらにもう一度下り下り方の建屋へ下がった後に部品取り車の隣へと留置されるという流れ。
いつもと違うのは普段は入らない奥の方に仕舞われてパンタをさげたこと。
彼は運用にはつかない、という事実を付きつけられたようでした。
小布施入りする前最後の撮影会。
最後の自力走行を見る機会でもあったのかもしれませんね。
<おまけ>
跨線橋から見下ろした3500系O6編成の長野方先頭車。
なぜか「中野 地下鉄線経由」を表示。
しかも「紺地白文字」なのがいい味だしてますね(笑
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