長野電鉄の特急「スノーモンキー」こと2100系E2編成の塗装が変更され、長野電鉄オリジナルのものになりました。
この塗装変更を記念してグッズ販売(記念入場券)や初営業列車の乗車証明書が配られるということで、せっかくイベントごとがあるのなら、と顔を出してきました。
夜を徹して一般道を愛知から長野へと走り抜け、須坂駅に到着したのは朝の9時半。
E2編成はすでに1番線脇の側線で待機していました。
※実は寄り道したのが影響してたりする。
いきなりは構内に入らずまずは屋根上から観察。
どうやら屋根の再塗装は行われなかったようですね。
乗客から見える肩の部分までは塗り直しが行われているので、必要最低限の塗り替えに押さえていることがわかります。コスト削減としてはかなり有効でしょうね。
クーラーは最低限磨かれているようなので、乗客からしたらまったく不快感は感じないので、経営的にこの割り切り方
は大切なのかもしれません。
続いて気になる先頭オデコ部分も見てみましょう。
(夕方の特急列車交換時に撮影)
(左)E1編成 (右)E2編成
N'EX時代に黒かったオデコが赤くなっています。
ここはかなり大きなポイントでしょうか。
…模型的に(笑
この後ちゃんとホームに行って(笑)営業初列車に乗車、とって返して夜間瀬川の鉄橋へ。
通過前ギリギリ…というかほぼ同時に到着、なんとか撮影することができました。
E2編成単体をアップで。
床下機器がキレイに塗りなおされてますね。
色も3500系などの明るいグレーではなく、種車のような青っぽいダークグレーでの再塗装。
なかなかに気合が入っていていいですね。
比較で今年の3月に同じ地点で撮ったN'EXカラーのE2編成の写真を。
N'EXに比べて白の面積が広がったからか印象も明るいものになった感じがします。
趣味的にはN'EXのままの方が面白いですが、新塗装の方が観光特急らしく明るいイメージでいいかもしれません。
名鉄に見慣れて来るとどうも側面にでっかく「1」とか「2」とか書きたくなるのですが…(笑
夜間瀬川で坂を上っていく下り列車を見送った後は信濃竹原駅へ。
下ったスノーモンキーが帰ってくるのをゆっくりと待ち、湯田中から帰ってくるスノーモンキーと普通列車の交換の撮影です。
メインディッシュは後打ちですが思い通りのなかなかいい感じになりました。
そんなわけでこの後はグッズを買ったり列車に乗ったり、温泉に入ったりと長野を満喫。
追加で恒例の「屋代線廃線跡変化点調査」をして帰ってきました。
今回は屋代線に沿って走っている国道403号線との交差部分など一部で線路が剥がされて「完全道路化」されている部分を発見。
廃止後の屋代線で初めて線路が剥がされた箇所ではないでしょうか。
後はこの雑草が劇的に成長する夏に線路からほとんど草が生えていなかったのが印象的でした。
誰かが手入れしているのか、それとも一度除草剤が撒かれているのか。
そんな屋代線も廃止後まもなく半年になろうとしています。
このまま施設は放置されるのか、取り壊されるのか、大逆転で活用されるのか。
外野ではありますが気になるところです。
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