桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

中央西線 ダイヤ改正前の記録
3月12日のダイヤ改正、前回記事の通りキハ283は見に行く事が叶わなかったもののなんとか近場くらいは記録程度に…ということで。


▲ダイヤ改正前日、名古屋駅では新顔315系との並びも
このダイヤ改正で中央西線の列車は「基本的に8両編成」で統一されることになりました。
改正前は時間帯によって10両・8両・6両と増解結により輸送力の調整が行われていました。8両編成に統一することによって増解結の手間や人件費の削減が狙われたのかもしれません。

中央西線では「2023年度中に特急以外は315系で統一」(※2021年11月17日付JR東海プレスリリース)の計画であり、増解結の手間の削減だけでなく同じ8両編成でも収容力の向上や異常時の冗長性の確保といった観点もあるのかもしれません。

さて、趣味的に見ると中央西線の様々な形式が混結している状態が見られなくなるというのは残念なポイントであり、やはりこれを記録しておきたい人々で沿線は撮影者で賑わっていました。


▲金山~鶴舞

▲勝川~春日井

▲勝川~春日井

まずはやはり「211系の10両編成」。
東海道本線東京口の211系が消滅して以降、211系が組む編成としては最長の列車でした。


▲金山~鶴舞

▲金山~鶴舞

▲勝川~春日井

同じ10両編成でも列車によっては
「(211)3+(211)3+(313)4」
「(211)3+(211)3+(313-8500)4」
「(211)3+(313)3+(211)4」
などなど連結位置もバラバラで、列車ごとのバリエーションの多さも魅力的。
運用を特に調べず乗ったり撮ったりしていると「全く予想できない」面白味もありました。

313系8500番代はダイヤ改正後すぐに静岡区への転属となり、この混結は早くも過去のものになってしまいました。


▲勝川~春日井

撮影した際には特に気にしていなかったのですが、この「(211:K106)3+(313-8500:?)3+(313:B520)2」の8両編成は車両転配の関係でダイヤ改正直前の1週間限定だったそうで。
普通に走っていそうですが、意外と貴重な組み合わせだったのですね。


▲名古屋駅

編成両数の変更に加え、ホームライナー中津川が瑞浪止まりになるということで、こちらも記録程度に。
ホームライナー瑞浪として引き続き383系も充当されており、ホームライナー幕の383系が見られなくなる訳ではないため「中津川行き」が分かるようなアングル…というのはなかなか厳しいですね(苦笑

改正前日の金曜夜はさすがに撮影される方も多かったですね。
といっても所謂激パという状況にはなっておらず、夜の名古屋駅で撮影場所が限られるとはいえかなり穏やかでした。これくらいの人出の方が落ち着いてダイヤ改正直前のサワサワとした雰囲気が楽しめて良いですね。


▲名古屋駅

名駅に止まる211系の長編成((211)3+(211)3+(313)2=8両編成)を撮ってご満悦だったのですが、逆にダイヤ改正後かなりの頻度で見られる組み合わせとなりました。
2023年度中には確実に見られなく編成なので、これはこれで記録ということで…

貨物列車でもEH200の運用開始やEF510の入線など変化が激しかった中央西線。
315系に統一される2023年度末まであと2年。これから先は大がかりなアナウンスもなく「気付けば減ってる」という状況になるのでしょうね。
ダイヤ改正直後の熱気が少し冷めた頃にまた撮影に繰り出してみたいと思います。





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