桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

秩父鉄道「鉄道車両公園」リニューアル発表
2019.4.11付で、秩父鉄道の公式HPに驚くべき情報が掲載されました。

『鉄道車両公園』のリニューアルについて
http://www.chichibu-railway.co.jp/blog/news/190411-1/


▲2007.8撮影
秩父線の終点、三峰口駅の終点に併設された「鉄道車両公園」。
100形電車や機関車、貨車が保存されており。その車内に入る事が出来たのも特徴的でした。

埼玉県北部で生活をしていた2007年頃に複数回訪れていますが、それから暫く行かず仕舞い。
風の噂では車体がかなり老朽化し、かつてのように車内に入れなくなっているとも聞き苦しい状況とは思っていましたが、ここに来てついにこの発表となりました。


▲デハ107 @2006.1撮影

▲クハニ29 @2006.1撮影

写真を見た通り、2007年頃に一度車体の再塗装が行われています。
とはいえあれから既に12年。風雨に晒された状態で、逆によくここまで持ったというべきでしょうか。

保存車については「安易に残せとは言えない」というのが個人的な考え。
秩父鉄道の歴史の中で重要な役目を背負った車両たちではあるものの、それが今の経営を圧迫するようであれば、残していくという選択肢をとるのはなかなか難しいでしょう。

この解体と公園整備でSLに乗って来たお客さんがより楽しむ事が出来るような施設になるのであれば、歓迎すべきことなのかもしれません。


▲デハ107車内 @2006.1撮影


▲クハニ29車内 @2006.1撮影


▲クハニ29車内(妻側) @2006.1撮影

当時これだけ綺麗に残っていたので、意外ではありますが12年も経ってれば致し方ないのかもしれません。


▲デキ1形の運転台より @2006.1撮影

100形だけでもデハ100、クハ60、クハニ20、クハユ30と4車種もいるので、模型的にも是非作りたい形式ではあるのですが、なかなか手が出ません。
4両編成で走る写真などを見ると、非常に魅力的な車種なのですが…

意外と鉄コレ製品化もされていませんが、これで現車が解体されればますます遠のくのでしょうか。お手軽さを考えると、ブラインドでポツと出てくれると楽なのですが(笑

できれば解体前に最後に一目見に行きたいところではありますが、機会が得られるか分かりませんね。。


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