桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

【未乗区間制覇】近鉄湯の山線
近鉄四日市駅~湯の山温泉駅間を結ぶ15.4kmの支線、湯の山線。
終点の先にある湯の山温泉への観光輸送を担う路線で、これまでなかなか乗車する機会に恵まれないまま過ごしてしまいました。

近場ほど行かない、というのはこのことですね。

今回はこの湯の山線を乗り潰すことを主目的に出掛けて来ました。


▲(左)2444系2444F、(右)1010系1016F @四日市駅
車番から調べないと素人には形式名が分かりません…
という訳で近鉄名古屋駅から近鉄電車に揺られること約30分。
近鉄四日市駅の5,6番線ホームに湯の山線が発着しています。

パッと並んでいる姿を見て裾絞りがあるか無いか、とか貫通扉が片引戸が両引戸か…といった違いは分かるものの、ほとんど素人の私からすると「形式名が分からない」というのが正直なところ。
記事を書くにあたって改めて調べてから書いています(笑

列車は30分に1本ですが名古屋からの急行と接続は良く、数分の接続で湯の山温泉を目指し発車。
途中列車交換を挟みつつ30分弱で終点の湯の山温泉駅へと到着。


温泉街は駅からバスでのアクセスとなり、駅自体は滞在というより乗り換えに主眼が置かれたような構造になっていました。
改札口から段差なし、目の前にバス停・タクシー/送迎車乗り場があるのがさすがですね。




終着の湯の山温泉駅へと向かってぐっと勾配を上りきった所に駅があるのですが、留置線が1線設けられており、本線と留置線の勾配差がかなり良い雰囲気です。
この角度だとスイッチバックにも見えそうなくらいですね。


終端側から見るとこんな感じ。
一段高い所から駅構内を見下ろせる道路があり、このアングルで眺めているとどうしても上田電鉄の別所温泉駅が彷彿とされます。

温泉地へ向かう路線、2面2線の終着駅、単線の本線(勾配付)とレベルの留置線1線…と1線化される前の別所温泉駅と共通するポイントが非常に多いのです。
なんなら四日市駅を出発する際に単線高架で本線から分岐していくのも似てるポイントかもしれません(笑



入線した列車は5分ほどで折り返すためあまり余裕はありませんが、入線してくる列車を撮影してから撤収しました。
このアングルはもう少し練習の余地ありですね。。。

名古屋からの近場で未乗区間をつぶそうと出掛けた訳ですが、思いのほか良い雰囲気の路線であることに気づき、これはまたリピートしそうな予感です。
状況が許せば、湯の山温泉にも一泊してみたいものですね。

~閑話休題~

▲桑名駅にて普通列車を待避中

四日市駅から桑名駅へ向かう途中、タイミング良く関西線の貨物列車を追い越しました。
DD51が引退してから何ヶ月経ってるのかというところですが、未だに馴れず…
北海道まで行かなければ見られなかった機関車が近場で活躍している、というのはどうにも理解がおいつきません(笑






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