桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

TOMIX<98123>キハ66系シーサイドライナー
2203年9月に再販されたTOMIXキハ66・67形ディーゼルカー「シーサイドライナー」色が我が家にも届きました。

2014年に発売された当時(品番92196)はシーサイドライナー色の優先順位が低めだったため購入していなかったのですが、2019年に実車を見てから一転して欲しくなったものの後の祭り。
オークション等でもプレミアが付いてしまい、とても手が出る代物ではありませんでした。
(元々欲しかったのはラジエーター付きの登場時仕様のため、現行仕様は優先度が上げられなかったのですよね。。)

そのような訳で今回のリニューアル再販はありがたい限りで、買い漏らさぬよう予約しての購入となりました。


前回発売時と大きく異なるのは前面のジャンパ線が別パーツとなったこと。
タイフォンはキハ40系などと同様に選択式ですが、今回はジャンパ線が別体となりました。



ジャンパ線パーツはタイフォン同様の青色整形色ですので、線部分は黒色を色差ししています。

加えてきは66形に取り付ける前面ホロはクロスポイント製「貫通幌(気動車用)」を使用してみました。
6個入で税込み1,100円ですので、トレジャータウン製の金属パーツよりリーズナブルです。
気動車大国の我が家で全車をトレジャータウンに置き換えていくと確実に財政破綻してしまいますので、あちらは重加工した車両専用にして財政面も気にしていきたいところです。

さて、クロスポイント製の貫通幌は別件ついででGM9番で塗装して常にストックしているのですが、シーサイドライナー色のホロ枠は車体色と同色で塗られています。灰色一色の貫通幌を付けてもいいのですが、顔の印象が大きく変わってしまいますので、苦手な青色の調色を頑張ってみました。
最終的にガイアNo.004ウルトラブルーとガイアNo.VO-34ブライトロイヤルブルーの混合でそれっぽい色になった塗料で幌枠を塗っておきました。



▲2019年撮影@諫早駅 幌付きのキハ66形の方が賑やかな顔つきです



方向幕は鳳車輛製造NO.348「キハ66方向幕長崎篇」からワンマン快速佐世保をチョイス。
ドア窓と優先席表示は「TTL856-03 ドア注意シール・優先席表示(九州電車)」を使用。
ドア窓に貼られている黄色の「段差注意」の表示はどこのインレタにも収録されていないようでしたので、残念ながら今回は貼付を見送りました。

そして今回は、(後ろに見切れていますが)これまで買い溜めたままだったキハ66シリーズに一気に手を入れました。



国鉄色(≠復刻仕様)、九州色、シーサイドライナー色で計5編成の体制となりました。
こうしてみると、なぜハウステンボス色を買っていないのかやはり悔やまれる事態…



キハ66系の特徴と言えばやはりこのラジエーター部分。
現役を見ることは叶いませんでしたが、ここを再現したのが模型化されるとあってはやはり買わないわけには行かず、2018年発売当時に購入していました。
恥ずかしながら、当時購入を記事にした挙句、5年間塩漬けにしていたようです…

http://srcfactory.blog.shinobi.jp/railwaymodel/model_jrk_kiha66



ラジエーターや冷却水循環電動ポンプと配管、クーラーはタミヤ「スミ入れ塗料(ブラック)」を使ってスミ入れした後、排気の煤汚れをフラットブラックを吹いて再現してみました。
(イメージ的な点も含めて)国鉄仕様の方をキツ目に、旧色の方は軽くということでニュアンスを変えてみました。このあたりは完全に好みですね。

国鉄仕様は新製時代イメージでピッカピカにしても良かったのですが、オデコの汚れ方の参考写真を探していたら、この汚し方に行きついてしまいました。



鳳車輛製造No.347「キハ66方向幕(直方篇)」が近場で手に入らず、とりあえず(製品付属の)紺地の普通幕でごまかした九州色。
こうして見るとジャンパ線・栓が別パーツとなったシーサイドライナー色が羨ましいですね。
さすがにモールドを削ってジャンパ線を取り付けて、整えるために色を塗って…は大工事になってしまいますので、とりあえずは製品のままとしてあります。


そんな訳でようやく運転会に持って行けるまでの手入れが終わりました。
九州色のブックケースに12両ウレタンを入れ保管している本系列。あと1編成入るんですよね…ここはやはりHTBカラーを気長に探してみたいと思います。

~おしまい~


コメント

コメントを書く