桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

TOMIX DF200(201号機Ai-Me)<2253>
2023年8月末に発売されたDF200-201号機「Ai-Me」、やっと購入して来ました。
お店へ行けていない間にJoshinで「アレ」によるセールが始まり、思いがけず若干安価に購入することが出来てしまいました。(数百円でもやっぱり大きい差ですよね

愛知機関区所属のDF200型ディーゼル機関車の201号機に愛知県・三重県をイメージしたラッピングが行われましたが、2023年1月16日の報道公開で愛称が「Ai-Me(アイミー)」と発表されました。

その発表から早々、2023年2月の製品化発表で同車の模型化が発表されてから約半年での発売となりました。


▲雨の日の車内からの撮影でポケボケ…@稲沢駅

東海地区在住ではあるものの関西線~東海道線の貨物撮影に繰り出す機会があまりないため、しっかり撮影したことはなく…あるのはとっさに車内から撮った上のような写真くらいですが、DF200型としては初?ともなるラッピング車ということで購入してしまいました。



製品の方はというとラッピングはインクジェット印刷で表現。
インクジェット初期のころと比べると表面のザラザラ感は落ち着き、違和感は提言されています。タンポ印刷ほどの精度はなかなか難しいのでしょうが、技術進歩はしているのでしょうね。

製品名は201号機と特定号機がうたわれていますが、車番は自己取り付けです。
といっても201号機のナンバープレートしか付属していないので、間違えることもありませんね。丁寧にゲート処理をして取り付けてあげれば問題なく嵌まってくれます。


▲付属品取付完了後

今回の製品特色として「ダミーカプラー」の新規製作が発表されていましたが、現時点では両側ともTNカプラーとしています。どっち向きに走らせたくなるか、まだ分からないので…
特定の列車を再現しようとするなら、ダミーカプラーを使って向きを固定してしまっても良いでしょうね。

ところで、いつの間にかTOMIXの製品化の方が目立つようになったDF200型。
少し前までKATOの独壇場だったような気がします。
我が家にいるDF200を並べてみたところ、3/5両がKATO製でした。


▲左からTOMIX201号機、TOMIX100番台、KATO0番台(7007)、KATO0番台(7007)、KATO0番台(7005)

KATOの初期製品は品番が被っていて、1998年に発売された<7005>はえんじ色JRFマーク・赤スカートの仕様でした。
その後の改廃で<7005>は白JRFマーク・REDBEARロゴ・グレースカート仕様となり、当初の仕様は絶版となってしまいました。

2007年には車番がインレタ式となった<7007-1>0番台赤スカート、<7007-2>50番台グレースカートが発売されましたが、購入していないため上の写真には並んでいません。

2018年には車番をプレート選択式に戻した<7007-3>0番台赤スカート、<7007-4>50番台グレースカートが、2021年には<7007-5>200番台グレースカート(愛知)がそれぞれ発売されています。


一方のTOMIX。
2014年に突如<2225>0番台登場時(赤スカート・エンジJRFマーク)、<2226>100番台グレースカートを発売。2016年には<2231>0番台赤スカート・白JRFマーク・REDBEARマークを発売。その後今回2023年に<2252><2253>200番台の発売となりました。

KATOしか製品がなかった00年代初頭は入手難易度がそこそこ高かったのですが、2010年代以降、かなり入手しやすくなりました。実車の方もDD51の引退が進みDF200を見慣れている世代が増えていくということで、模型の方も充実が進んだのでしょうか。

今回改めて整理してみると、KATO・TOMIXでバリエーション被りつつもほぼ網羅されていると、意外とDF200って人気が高いんでしょうか。
そしてエンジJRFマークのDF200も2014年のTOMIX以降再販されていないため、2023年現在では意外と入手難な気がします。(その頃の仕様でほしい人がどれくらい居るかが問題か。。

※品番を羅列してみましたが、誤記がありましたらご指摘ください…



我が家のKATO<7005>DF200-0は20年ほど前の導入となりますが、中古でグレースカート化されてしまったものを導入したため、後から<7007>の赤スカートAssyに交換しています。ある意味「正規」の7005番とは言えませんが、こればかりは仕方ないですね。



0・100・200番台と揃えたDF200ですが、50番台が歯抜けであることに気づきました。
ここまで来るとどこかで50番台を増車して、揃えたくなります(笑

加えて今回の201号機「Ai-Me」も牽かせるものがまだ無かったりするのですが、継続的に再生産されるような仕様でもないですし、未来の東海地区運転会に向けた先行投資ということで。

愛知機関区の201号機以降はラッピングの話が出ませんが、本拠地でもある北海道でぜひラッピング車が出てくれることに期待したいですね。

~おしまい~


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