桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

東京地下鐵道1000形、入線
遅ればせながら、葛西の地下鉄博物館にて鉄道コレクション「東京地下鐡道1000形 東京高速鐵道100形2両セット」を購入してきました。



最近の事業者限定版おなじみ、蓋付きの箱ですね。
在庫にもまだ余裕だあるようだったため、2箱購入してみました。
勢いって怖い。。。

内容は黄色も眩しい1000形とスマートさが増した100形の1両ずつがセットになっています。
両車ともリベットの列が綺麗に再現されており、鋼製&リベット止め車体の重厚さがいい具合に出ていますね。

黄色い1000形の車体が透けていないのも好印象ですね。



そして購入してきて早々に一般流通品となる「2000形2両セット」が発売になり、動力TM-10Rも発売となりました。
せっかくですので早速動力化してみることにします、が…

この2両を動力化しようとした時の最大の問題が「動力用台車枠が無い」という点です。
TM-10Rの付属台車枠にも設定がありません。
最近の製品は台車枠レリーフが付いている事が多かっただけに、残念に思う声が多いのも仕方ないでしょうね。

この点はまぁ後で解決を図るとして…

さすが公式指定の動力だけあり、全く無加工でスッポリ嵌まります。
両側にダミーカプラーが付いていますからそれを付け直せば単行運転が可能になります。
とはいえ今回はせっかく2箱買ってきたので連結運転を実現すべく…



とりあえずTNカプラーを取り付けてみました。
T車となる2両目の連結側にBMTN(品番0374)を付けてみました。
台車のカプラーポケット・腕を全切除したところほとんど首降りに支障がありませんでしたので、このまま採用としてみます。

動力車側はさすがにBMTNが付けられないので、台車マウントTNとしてみました。



連結面はこんな感じで、連結間隔もイイ感じに短くなってくれました。



最後に台車枠は不要になったT台車から剥ぎ取って来ましょう。
レリーフの裏側と動力台車側の接着面をそれぞれヤスリで荒らし、接着剤(今回は3M社Scotchスーパー多用途)にて固定しました。

素材が素材なので接着剤との相性が悪く少々心配なのですが、とりあえずこの接着剤であれば比較的よくくっ付いてくれています。

というわけで接着剤が硬化するのを待てば完成です。

コメント

コメントを書く