桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

鉄道コレクション鶴舞線3000形・3050形導入
TOMYTECから発売された鉄道コレクション「名古屋市交通局鶴舞線3000形」「同3050形」。
3000形は4次車3123Hが、3050形は1次車3151H・3159Hが発売されました。



当方はというと3000形1本、3050形1本を導入。
3000形2両を組み込んだ変則編成の3050形より通常仕様の方が先に捌ける可能性大、という判断でこのラインナップとなりました。

名古屋市交通局の車両としては「黄電」こと300形が2007年に発売されて以来、一般販売としては初でしょうか。

今回は動力化と一緒にウェザリングと窓のインレタ貼りをしてみました。


屋根の再塗装は行わず製品のままでパーツを取り付け。
列車無線のアンテナは他製品同様φ1.0mmでスムーズに取り付けられるのですが、ループアンテナが強敵でした。

意外と強度が弱くまずパーツ切り出しの時点で気を付けて切らないと恐らくパキッと行きます。
(昔長野電鉄2000系でやらかした記憶が…)
そしてパッケージにて指定のφ1.0mmのドリルで開けた穴だとかなりキツく、取り付けに力を入れる必要があります。これも下手するとパキッと行く要素ですね…
φ1.0mmのドリルで開口した後に少し穴を拡げ、ゴム系接着剤等で接着した方が安心かもしれません。

取り付け後、ヒューズボックスと避雷器・アンテナはGM14番で筆塗りにて塗装。


今回は屋根パーツだけ先にウェザリング。
・クーラーを外して屋根全体にNATOブラウン
・クーラーを取り付け直してパンタの錆汚れとしてフラットアース
・フラットアースに重ねるようにRLM66ブラックグレー
という順番で塗り重ねてみました。


▲編成にするとやはりウェザリングが効いていいですね。
汚れの付け方は2形式とも同じようにしてしまったのですが、屋根色が異なるため印象も少し違って見えてくれます。


3000形の床下にはN-TRECさんの「R-03汎用連結器」を使用しました。
3050形は大型スカートが付いているので気になりませんが、3000形はスカート無しのため前面床下のスカスカ具合はやはり気になるところ。

痒い所に手が届くこのようなパーツはありがたい限りです。

3Dプリントパーツですので脱脂・洗浄・プライマー・塗装工程を踏んで車体へ取り付け。
取付用のボスは付いていますがそれだけでは固定できませんので、瞬着にて固定を行いました。


▲車体と合わせてみた様子。
ジャンパ線のコック部分・ハンドスコッチをそれぞれ塗り分けてみました。
これは是非とも塗り分けるべきという感じで、良い差し色になってくれています。

そんな訳で一通り完成したので線路を引っ張り出してきて試運転をしてみました。



窓インレタはイーグルスさんの「中部地下鉄 優先席A」「中部地下鉄 広告(白)」を使用。

YouTubeの動画や各所・自分の写真を見比べてみると時期によって広告量が異なるようです。
ドア窓・客窓含め全ての箇所が広告で埋まってるのは見られませんでしたし、「これが正解」というのもなかなか言い切れません。
逆に「どの窓に貼ってても、貼ってなくても良い」くらいに思って適宜貼り付けるというのが良さそうです。



久々に走らせるとやはり楽しいもので、スマホ撮影ですが久々に動画も撮ってみました。
周りに色々写り込んでしまいますし、そもそも単純な複線オーバルしかないので短時間のものになってしまいましたが…
ジオラマ付き区間を設けて走らせるなど、楽しいんでしょうね…笑

そんな訳で名古屋市交通局鶴舞線、3000形・3050形はこれにて落成。
次のネタに進もうと思います。

~おしまい~



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